はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

Step Up!

2010年04月21日 23時03分53秒 | 子供
今日子供が少し成長しました(多分)。
成長したというか、一つ学んだというべきか・・・・

何があったかというと・・・・

子供は本を読むのが大好きで、毎日寝る前に何冊か読むのが日課になっています。
ところが今日は、ちんたらしていたせいで、本を読む時間がほとんどありません。
布団のところに来て、さぁ本を読もうと思ったら「宿題の音読しなさい!!」とヨメの鋭い声が飛んできます。
子供は大変です。
「音読だけで終わっちゃう~本が読めない~」
とゴネ始めました。

ヨメ曰く、時間割するのに30分かかったり、ご飯を食べ終わるのが遅かったり(ヨメはボクが話しかけたりするせいだというのでしょうが、それとこれとは別問題です)、幼稚園の先生への手紙を書くのが遅かったり、そういうグズグズが原因のようです。

さぁ、寝る時間が来ましたが、まだゴネています。
いつもなら、まぁいいか、一冊くらい、となるのですが、そう甘いことばかりしているとヨメに怒られてしまうし、あまり甘やかすのも良くないですよね。

これまでは「楽しく過ごす」ことが子供の発育には一番良いことだと思って実践してきましたが、そろそろ人としての規律を身につけないといけない時期に来ています(というか、世間の感覚ではとっくに過ぎ去っているのかもしれませんが・・・)。

ここは心を鬼にして、ダメということにしました。

「おーい、もう寝る時間やから、音読は明日にしてもうねるぞ~」
と言うと
「本読みたい~」
と足をバタバタさせて泣き出しました。

じゃあいいか、と言いたくなるのをぐっとこらえます。
で、こういうときは叱ったり、お説教してはいけません。
というか、そうする理由がありません。

なぜなら、子供が自分でグズグズしたのが原因で、自分のやりたいことが出来ない、と泣いているだけで、別に悪いことをした訳でもないし、人に迷惑をかけた訳でもない。
子供の自業自得、子供の問題なのです。
親の出る幕ではありません。
「アホやなぁ・・・」と普通に淡々と見ていればいいのです。

「おーい、もう電気消すぞぉ~。そんなん自分が悪いんやでしゃあないで」
「うわぁ~ほんよみたいーーー」
「あかん、あかん、もう寝る時間や」

ここでお母さんの出番。
「あなたが本が大好きなのはママよ~く知っとる。明日からもっと早くやろうな」
とやさしく声をかけると、だんだんトーンダウン。

少しすると、すっかり落ち着いて、トイレに行くと言ってお母さんと連れだって行きました。
一人悪者にされたような孤独感とやりきれなさに堪えながら、でも仕方ないと諦めます。

トイレから帰ってきて布団に入りしばらくすると、
「明日から時間割は5分でするし、ご飯は10分で食べて、歯磨きは5分か、、、3分でするし、音読もすぐにする。ほんでいっぱい本読む。」
と、お母さんに報告していました。

よし!!
これで悪者になった甲斐があったというものです。
でもダメージを最小限にするために「おう、そうや、頑張れ!!」と声をかけるのも忘れません・・・・こういうとこ、自分でずるいなと思います・・・

なにはともあれ、やっと因果応報を理解したようなので、よしとしましょう。
しかし小学2年、またえらく時間がかかりましたなぁ~