はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

薪集め from 神社

2009年01月12日 22時46分36秒 | 薪ストーブ
今日の午後、近所の神社で出た薪を回収してきました。

正月にお参りに行った時、切った木の枝や幹がゴロゴロしているのを見て「これは見逃せまい!!」っと、管理していると思しき隣のお寺の住職さんの了解は、一応得てあります。

太さ15cm程度、長さ1~1.5m程の枝数本を両脇に抱えて山を降り(神社は山の上にあります)、そこから100mほど歩いて我が家へ。
これを2回ほど。

けっこうな重労働です。

一応ひとこと声をかけてと思い住職さんの所へ行くと、誰も出ない。
まぁ、すでに断りは入れてあるのでいいだろうと思っていると、通りがかりの方が車が無いから留守だ、と教えてくれました。

そのままその方は薪運びを手伝って下さって、神社境内内に車を入れたら、とアドバイスも頂きました。

よくよく聞くと、この木はその方がボランティアで切った(折り畳み式のノコギリ一本で!!)ものらしい。

お陰様で効率よく仕事もはかどり、写真の通り薪をゲットできました。

とはいえ、2時半から始めて終了したのは4時半頃でしたので、2時間ほど費やしたことになります。

これからまだ加工が残っていますので、薪集めは大変な労力が必要ということですねぇ~

その代わり、ご近所さん(昨年までウチの会社にお勤めで9月に退職されたらしい・・・。偶然ですね)やお寺の住職さんともお近づきになれたので、これは大きな収穫ですね。

子供とは3時半まで仕事をしてそれから遊ぶ約束だったので、大幅に予定オーバーです。
怒られるかと思いきや、ちゃっかり本人も住職さんからホッカイロをもらったりして上機嫌。
ふぅ、助かった~

昔に切って放置してある木があるというので、こちらも頂いてきたのですが、腐りが激しく、薪としてはあまり使え無さそうです。
その代わりに、こちらにも収穫が!!

(つづく)

薪集め

2009年01月12日 01時30分43秒 | エコ
薪集めを始めて特に思うこと。

薪といっても、廃材の方です。
この国で、いかに木が無駄に消費されているか。

ペットボトルや牛乳パックや、ドイツなど欧州に比べたら相当遅れているとは言え、それなりにリサイクルも進んできていますが、木に関しては全く未対策なのではないでしょうか。

これだけ木を輸入しているに、ちょっと使ったらもう廃材として捨てられてしまいます(まぁ、それをタダでもらってきて薪にしているのでありがたいことなのですが)。

それなのに、ホームセンターではちょっとした木っ端が100円で売られていたりします。

欲しい人は欲しいはずなのに、捨てる方に木が価値あるモノという認識や、それを売るというルートが確立していないため、リユースされていないのが現状です。

昔の家は、もともとあった家の廃材を利用していたようです。
現にこの家に使われている材の多くに、ほぞ穴がいっぱい開いていて、再利用されていたことをうかがわせます。

それを見て、家の改築中に大工さんに、廃材を使ってもいいですと提案したことがあります(その頃は再利用すべき、という頭は無かったので、価格を下げるという目的でしたが・・・・)。

その時は、釘や金具を抜いたりする手間や、それによって工具類が破損する(刃が欠けたり)可能性を考えると、あまり使用したくないということでした。

確かに、大工さんの「商売」という観点からは、手間やリスクを抱えるよりは、正当なコストである材料費として顧客に請求した方が、損はありません。

うむむ・・・ 

しかも日本人は、車や家に対して潔癖なので、新築の家に中古品(廃材)を使うなんてことは考えられないのかもしれません。

こうして日本では大量の建築廃材が発生し、燃やされているのです。
燃やすということで再利用されている、と考えることもできますが、何年何十年もの歳月をかけて造り出された地球の創造物を、マッチ一本で一瞬のうちに灰と二酸化炭素と熱に変えてしまうのです。
利用される熱は、ほんの一部。

最も有効なのは再利用(リユース)です。

捨てられる一本の柱からは、キッチンで使うワゴンや椅子が何個か、フォトフレームが何十個か、積み木が何百個か制作できます。

木は何十年、何百年もちます。強度は鉄以上(同重量で)。
簡単に燃やしてしまっては、勿体ないですね~。

少なくとも、何かを製作する目的で切り出されて一度製材された木材は、最後まで製品として使うべきなのではないかという気がするのです。

そういった意味で、昨日燃やすことにした木っ端達には申し訳ない思いがします。
多分ホームセンターにおいてあれば、何かの製品にして使ってくれる人がたくさんいるだろうなぁ・・・・。

でも、持って行って置いてもらう、なんてことをする勇気もないんですよねぇ~、変な人に思われるだろうなぁ・・・・。
情けないですが

自分で何かを作れば良いのですが、それもなかなか・・・・。
置いておくと場所がとられてしまうし、廃材はいつでも手に入る状況から、処分を・・・。

言い訳ばかりですねぇ

写真は庭にいたクワガタ。2匹いました。寒いのに・・・・・。薪の中にいたのかな??