屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

塩狩峠

2005年05月24日 | 
雨に煙る男山自然公園の前、
エゾヤマザクラの葉もだいぶ生い茂ってきた。
早朝なので、国道40号線を行き交う車は少ない。
ここのトンネルを抜けて暫く走ると、塩狩峠に至る。
三浦綾子さんの小説「塩狩峠」、
自分の命を犠牲にして暴走列車を止めた若き鉄道員の行動を感動的に描いている。
JR関係者の方には是非読んでほしいと思う。

コメント (2)

北大植物園のサクラ

2005年05月21日 | 札幌の風景
ライラックまつりの始まり、
大通公園もここもライラックはまだ蕾。

桜はエゾヤマザクラとソメイヨシノくらいしか知らなかったが、
きょう、いろいろなサクラをみて驚いた。
みな清楚で美しい。
とくに、ミドリザクラ、
純白の花びらと緑色の萼がとけあって、とても優美だね。

余談ですが、「ドラえもん」の声優がかわりましたね。
アニメーションもかわったようで、絵の質というか品がなくなりました。


ミネザクラ・タカネザクラ(バラ科)


リョクガクザクラ・ミドリザクラ(バラ科)


ミドリザクラの樹
しばらく、ここにたたずんでいました。


チシマザクラ(バラ科)</fon>
コメント (3)

ライラックまつり

2005年05月20日 | 札幌の風景
さっぽろライラックまつりは、きょうからです。
ずっと寒かったので、ライラックの花はまだ固い蕾、
でも、きょうのさっぽろの日中気温はなんと20度です。
大通公園にはたくさんの市民が、久々の暖かい日差しをあびて楽しそう!
ライラックワインのCM撮影をやってました。



ライラックワイン、グラスで一杯500円でした。
飲もうかと思ったけど、すぐ真っ赤になるのでやめました。


ライラックワインのCM撮影ですね。


テレビ塔が見えます。


テレビ塔とは反対側になります。円山公園の方向です。


コメント (2)

アガリクスを摘発せよ

2005年05月20日 | その他
薬事法で未承認医薬品の広告が禁じられていることを知りながら、
「即効性アガリクスで末期がん消滅」などと書籍の中で、健康食品の特集を載せ、
宣伝したとしてミサワ化学と出版社が摘発された。

昨年、北海道がんセンターに入院していたときに、病室の患者さん方はフコイダン、
アガリクス、メシマコブなど健康食品の効能について真剣に語り合っていた。
誰かが効くかもしれないというと、さっそく高いお金を払ってでも飲んでみたいと
いうことになる。
ガン患者は最先端(と思うが)の治療を受けながら、なお誇大広告の健康食品に
さえ一縷の救いを求めたくなるほど不安なのだ。
そういう患者さん方を騙して不当な利益をあげる、とても許せるものではない。

   辛夷が青い空に映えて輝いている
   でも、名前なんかいいんだよ
   ただ白い花と呼ばれたいだけ


コメント (4)

モエレ山に登ろう

2005年05月19日 | 札幌の風景
モエレ公園
モエレ山50m、プレイマウンテン30m、ガラスのピラミッド32.3mの高さと
なっております。
昨年、プレイマウンテンとガラスのピラミッドは一番上まであがりましたが、
モエレ山は初めての登頂となります。
振り返ると、四人の若者が凧揚げ(カイト)で遊んでました。
う~ん、のどか!



中腹まではなだらかな斜面ですが、ここから勾配はきつくなりました。
最短距離で真っすぐ登ることはちょっとコワイので、迂回することにします。
むこうにプレイマウンテンが見えてきました。



モエレ山の頂上、
たとえ50mしかなくても、一番高いところに登るのは気持ちがいいものです。
やや風は強いけど、360度の景観は最高でした。
プレイマウンテンとの標高差20mですが、ずいぶん低く見えますね。

ガラスのピラミッドが意外と小さく見えてます。
ここの沼(三日月湖)ではフナやコイが釣れそうです。
食べごろのフキがたくさん生い茂ってましたが、土筆を少しだけ採ってきました。

コメント (4)

モエレの桜

2005年05月18日 | 札幌の風景
札幌市内の桜は満開ですが、
モエレ沼公園の桜は、ほとんどが蕾、
なぜか開花している樹もあったので、カメラを向けてみました。
平日の午後、広々とした公園のなかの人の姿はチラホラ、
桜の木を独り占めしているような不思議な気持ちです。
これから、モエレ山を登ります。

ガラスのピラミッド、
このなかには、イサム・ノグチ氏の作品が展示してあります。
外は肌寒いけど、このピラミッドのなかは日だまりで暖かいです。





コメント (2)

春は白樺花粉症

2005年05月17日 | 
   もろもろの目の美しさ 男の眼    時実新子

わたしにとって、春は花粉症の季節でもある。
北国なので杉ではない、白樺である。
目はかゆいし、涙がでる。
女のうるうるした目は、可愛いかもしれないが、
花粉症で荒れた男の目、アレルギー性結膜炎のような”うさぎの目”は
生なましく、現実的である。


北邦野草園の野花です。
ニリンソウ
少し、ボケてしまいました。


エゾノイワハタザオ
直立している茎を旗ざおに見立てたとあります。


タチツボスミレ
・・と思いますが・・

コメント (7)

北邦野草園の花々

2005年05月16日 | 旭川の風景
北邦野草園はカタクリの群生地で有名ですが、季節の移り変わりとともに
たくさんの野草が見られます。
5月初旬に行ったときに、たくさんの野草を目にしましたので、いくつかを
紹介します。
5月末にはクリンソウの群生地が見られるというので楽しみです。

嵐山のなかに北邦野草園があります。
でも、境界があってないみたいなもの、広大な嵐山全体が野草園です。
北邦野草園の門柱の右にある緑の草むら、ここにはヤチブキが群生して
いて感激でした。



カタクリ
花の付けない片葉の葉の模様が鹿の子に似ているので「片葉鹿の子」
これが転化して「カタクリ」になったそうです。



ショウジョバカマ
花の淡紅色を中国伝説の動物、猩々(形はサルで顔は人に似て酒好き)
の赤い顔に、葉の重なり具合を袴に連想したそうです。
わたしは、少女袴のほうがよいです。(笑)



エゾイチゲ   (上)
アズマイチゲ  (下)
早春の精といわれてます。
可憐な花を、じっくりと見てあげて下さい。



コメント (7)

屯田防風林の桜

2005年05月15日 | 札幌の風景
自宅から歩いて20分位ところにある屯田防風林。
大正時代に厳しい季節風から農作物を守るために作られたそうだ。
ヤチダモが最初に植えられ、今ではハルニレ、エゾイタヤ、イチョウ、ナナカマド、
シラカバ、ポプラ、エゾヤマザクラ、などの樹種がみられる。
エゾエンゴサクや水芭蕉も咲いていた。
近くに用水路が流れているので、そこから水分を吸収しているようだ。
染井吉野のような華やかさはないが、ここのエソヤマザクラもいまが見頃。

桜を詠った辞世の句を調べてみました。

武田信勝の辞世の句(武田勝頼の子。勝頼とともに自害)

   あだに見よ たれも嵐の さくら花
    咲き散るほどは 春の夜のゆめ








コメント (6)

平岡公園 梅林

2005年05月14日 | 札幌の風景
北国では桜のあとに梅が咲く。
ひたすら待ちわびた春、これからは短い時であるけれど、桜は桜、
梅は梅の個性と美しさを感じられる喜びがある。

桜は満開から散りぎわの美しさ、梅は蕾から一輪ごとに花開く美しさにある。
奈良時代までは「花」といえば梅であったそうな、
しかし、平安時代からは「花」といえば桜になった。
桜には散るはかなさがあって、日本人の心情(無常観)に
うったえかけるものがあったのだろうか。

浅野内匠頭長矩の辞世の句
風さそう、花よりも猶吾はまた、春の名残をいかにとやせん





コメント (4)