屯田物語

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詩集「四季の風」夕愁白嶺<地獄>

2024年08月22日 | 四季の風

ベランダでセミがハラを上にしてもがいていた。このままでは干からびてしまうだろうからツユクサの花のところへ戻してやった。グーグルレンズで検索すると、エゾゼミかアカエゾゼミとかいうらしい。羽があるにせよ、よくここまで(13階)飛んで来たものだ。
しばらくして見にいくとセミはいなかった。

<地獄>

地獄の中には永久に歩かなくてはならない罰があるとかで 一度
止まると二度と歩くことが出米ずに そのまま立止っていなく
てはならないそうだ

現代は地獄
地獄が現代
止まった者は死ぬのみだ
だが死んだ後には
多分地獄はないだろう