屯田物語

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未曾有

2008年12月14日 | 百合が原


麻生首相の漢字の読み間違いをTVでは面白可笑しくとりあげている。
未曾有(ミゾユウ)とか踏襲(フシュウ)とか・・
漫画がお好きなようで、あまり本は読まないのかもしれないが、
そうかといって「趣味は漫画」とは総理大臣が広言することではない。

漢字の読み間違いは誰にでもある。
わたしも、傘寿の言葉をつかって短歌を詠んだが、
じつは、そのときまでサンジュでなくカサジュとばかり思っていた。

現役時代のことに遡る・・
相殺をソウサツと云っていた経理担当の役員がいて、わたしはあへて間違いを指摘しなかった。
いや、別に気をつかったわけでなく、ベテランの経理マンがソウサツはない。
これは自ら気がつかなければならない。
「相殺(ソウサツ)伝票を入力しておいて・・」
担当者は意味不明の指示で悩んでいたことであろう。

旧中山道を”いちにちじゅうやまみち”と読んだ女子アナがいたね。
たまたま、この発言の瞬間を見ていたこともあって、
いまだに彼女の歴史的な読み間違いに感動しているわけである。

そういうわけで、他人さまの間違いを意地悪く追及するのはやめたほうがよい。
今日のyahooのニュースで、麻生首相は予算委員会で低迷をテイマイと発言したとか・・
でも、これはあまりに出来すぎ、わたしは彼一流の諧謔と解している。

冬晴れの百合が原公園・・