竜王戦の第七局、
第一日目の封じ手はおそらく▲9一と・・
その直前の後手は、
控え室では△6二飛、しかし、渡辺竜王はおおかたの予想を裏切って△5二飛と指したのである。
羽生挑戦者が封じ手を考慮している間、
渡辺竜王はどこか落ち着かない仕草で、何度か対局室を出たり入ったりしていた。
封じ手間近になって、対局者のこんな様子はみたことがない、
もしかして、竜王は自分の錯覚に気がついたのではないかと思った。
さて、どちらが永世竜王の称号をかちとるか、
明日の二日目の対局は朝から目が離せない。
でも、明日は旭川へゆくので、さて経過をみることができないよ・・
そうなんです、同期の友人と忘年会なんです。