屯田物語

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午後の椅子

2008年10月10日 | 日常


 あの午後の椅子は静かに泣いていた あなたであったかわたしであったか   永田和宏

 七回目の抗癌剤のあと、
 「二時間は排尿を我慢してください」と
 いわれたことを律儀に守って、
 次のトイレはいつもピッタリ二時間あと・・
 まあ、ここらあたりは真面目なんです。

 前回のようなひどい副作用はないが、
 今回の抗癌剤は手のひらにつぶつぶの発疹ができて、
 かゆみも尋常でなくてね。
 それでもニ三日たったらすっと消えるから不思議だね。

 病院のかえりは紀伊国屋で本を求めてから、
 マイルド珈琲を飲むのが楽しみ。
 そこではいつも同じ椅子に座って、
 静かにながれる音楽に気持ちをゆだねる・・
 それがわたしの
 お気に入りのひとときなのです。

 冒頭の歌はちょっと感傷的過ぎるかなあ、
 でも、「午後の椅子」という言葉に魅かれました。
 それはもしかして、
 わたしの座っていた椅子だったかもしれない。

 今日は高校の同期会がありました。
 みなさん、楽しい時間を過ごされていることでしょうね。
 来年は出席できればいのですが。

 ああ、後ろの鏡に美女を盗撮する怪しき人影・・