きゅうに桜が見たい、こんなことをいいだして、
角館から桜前線のあとを追いかけることにした。
フェリーで秋田へ向う途中、田沢湖温泉の山荘のご主人から電話、
「この暑さで、角館のソメイヨシノはかなり散っておりまして・・」
気の毒そうな言葉にかえって恐縮してしまう。
秋田城址から角館へ・・
やはり。桧木内川堤の桜並木は葉桜のようすであったが、
春の日差しを受けて、
まわりの風景はやさしくて、
秋田美人にも会えたし、わたしたちには十分すぎるもてなしであった。
秋田民謡と踊りに見惚れて、
つい、この桧木内川の堤で時間を過ごしてしまう。
さあ、これから武家屋敷を散策することにしょう・・