屯田物語

フォレスターとα6000が
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ボナンザ 思考回路の矛盾

2007年04月29日 | 日常
渡辺竜王対ボナンザの将棋対局の再放送、二度目なのにまた見入ってしまった。
最強ソフトのボナンザであるが、いかに全幅(選択も)探索をおこなっても、
究極的にはプロには勝てないだろうと思う。
手が進むにつれ局面が単純化してゆくチエスとは異なるのである。

ボナンザは点数換算して最も有効な手を選択するようプログラミングされているが、
将棋というゲームは、具体的に計数化できる有効手がいつも存在しているわけではない。
たとえ、マイナス手であっても、それを指さなければならないこともある。
人間の狡猾さをもたないコンピューターは、プラス手だけを探して、
堂々巡りの思考回路におちいってしまうことはないのだろうか。

”2001年宇宙の旅”のハルのようなコンピューターが現れない限り、
プロを凌駕することはできそうもない。



今頃の季節だからこそ、百合が原公園を歩いていると、思いがけない花と出会う楽しみがある。
この陽ざしの透けた黄色の花はクロッカスだよね。
でも、紫の花はなんというかわからない・・