屯田物語

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護国神社とスタルヒン

2006年11月07日 | 日常
護国神社のお隣はスタルヒン球場である。
わたしが中学一年の時に亡くなった祖母の話であるが、
スタルヒンは少年時代、パン売りのアルバイトをしていたそうで、
祖母も何度か買ったことがあるといっていた。

幼い頃日本に亡命したスタルヒンは、旭川日章小学校で野球を知って、
6年生の時、チームを全道優勝に導いている。
旭川中学(現旭川東高)を中退してプロ入りしているが、わたしの大先輩にあたるわけだ。

きっと、スタルヒンは何度もこの神社にきたことがあるにちがいない。
ずっと昔、スタルヒン少年から祖母の手にパンが渡されたことがあるという、
そんなことを考えながら境内を歩いていると、
思いもかけない過去の不思議な縁を感じるようだ。