美瑛の丘 素材は素晴しいけど・・

美瑛の丘を訪ねるとき、
いつも前田真三さんのような写真を撮りたいと思っている。
どこまでも果てしなく続く美しい丘陵地帯、
これを自分の眼で感じたように写生してみたいと思っているが、
ちっとも似ていない。

普通のコンパクトデジカメでは無理かと、口ではカメラのせいにしているが、
もちろん、真底そう思うほど自惚れてはいない。
やはり自然をみつめる心の深さが違うのだね。

昭和32年、「戦争と平和」という映画があった。
主演女優のオードリー・ヘプバーンの似顔絵をスカラ座へ提出して
入選すれば招待券をもらえるという。
勉強以上に懸命になって描いたが・・・
素材は素晴しいのに上手く表現することができなかった無念さを思い出す。

でも、でも、つぎは初夏の「美瑛の丘」に挑戦するぞ・・