屯田物語

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春爛漫の赤い花

2005年06月06日 | 
俳句を上手になるこつ、
みんな勉強するから、ある程度うまくなるのだけど、いっこう今の人は
退屈せんし、退屈の仕方も下手になった。
もっと退屈したら俳句がよくなる。
退屈してしみじみと人生がわかってくる。
(森澄雄対談集から)


俳句を始めてから、少したって、全然言葉がでなくなった。
季語と季節感の時間差もあるけど、それを意識すると、なんかえらく小さい句
になってしまって、われながら嫌になってきている。
夏なのに春ものバーゲンをしているみたいだ。
負け惜しみだけどね、自分には向かないと思ったりして。。

対談集のなかに紹介された句、こういう俳句を詠めたら幸せなんだがと思って
しまい、自分の語感の貧困さに落胆しているわけ。

   大木を 見てもどりけり 夏の山    闌更

春爛漫の真紅な花たち
カーネーションの赤とはちょっと違う深みがあると思いました。


ハナズホウ



ボケ



カイドウ


(北大植物園)