今の中国は嘗ての清の時代よりも拙い、程度の低い国家になってしまった。かつての皇帝が納めていた時代は国土は大きかったが、それ以上広げようとはしなかった。(隣県を制圧して統一はしましたが)(元の時代を除いて)万里の長城がいい例だ。あれだけの物を作っても隣国からの侵入に手を焼いていました。
広いと収支が付かなくなるのが分かっていたからだ。で何よりも人民の生活の安定を「君主の基本理念」としていた。
今の共産党国家は皇帝が何人もいるか、集団で既得権益を貪り食ってそれを守っている状態、「中華人民共和国」なんて言う国名なんてちゃんちゃら可笑しい。
中国の一帯一路にしても、もう世界から白い目で見られるようになってきている。一時は中国の金に目が眩んで不平等とも言える条約を締結してきたが、やはり中国が秦の時代からの覇権根性が見え隠れするね。結局は、諸外国は離れて行ってしまった。
「結局は中国に有利に、利益はその国に落とさないで自分が裕福になるという考えが中心の国家だ」。
良く中国はGDPがアメリカの次とか追い抜いたとか言っているけど、13億のにんげんが1円利益をあげると13億円儲かるわけだが、国がその利益を人民に回さないで国外の覇権の為に金を使ってしまっては国民の生活は豊かにならないね。富裕層が増えれば増えるほど格差が広がって不満が爆発して内乱がおきるのだ。
紅衛兵で軍隊を作ってそれが「国威」だなんて、近代国家からは全くかけ離れています。軍隊をいくら作っても「そいつ等のただ飯」を食わせるだけでも相当な出費だね。
そんなんで万が一、何処かで紛争が勃発しても世界からは中国の性悪が知れ渡ってしまっているので、中国は何も出来ません。せいぜい「三国志」等のエキストラで使われるのが精一杯」だ。
今の中国の発展は為替の変動相場制ではなく固定相場性を勝手に決めてしまって、本来他所の国の利益をかすめ取ってきたのが最大の要因だ。それで紅衛兵や軍隊を養わせていたのだが、国際から変動相場に切り替えさせられてからは衰退の一途だね。
今、ファーウェイがアメリカ、ヨーロッパから締め出しされていますが、昔から中国は間諜の国。孫子の兵法にも真っ先に謳っているのがまずスパイによる情報獲得だ。
民主主義の周庭さんや黄之鋒氏が1日で釈放されたが、世界の批判の目が強まってきたので、釈放せざるを得なかったからだ。
人民共和国を謳っている以上、「基本的人権」に関して「内政干渉」という言葉は当てはまらない。人間の尊厳にかかわる事については、国の元首であろうが共産党という党であろうが国の思惑とか、そんなのに「内政干渉」なんて言葉はありえない。
中国政府のそんな駄目な報道官があれやこれや言っても、世界の目は節穴ではないという事だ。
毛沢東が「毛沢東語録」なんて、おこがましい物を作っても時代が変わって次の代の後継者が、自分の思惑、利益が優先になってきた時から「中華人民共和国」の終わりが近づいてきている。
一つの家で一人でも馬鹿が出るとその一家は落ちぶれてしまうね。
中国は自国内をもっと発展させれば十分に豊かになれるのにアメリカとかヨーロッパ、日本という「隣の芝生」が良く見えるんだろうね。外に出ようとすればするほど摩擦がこれからもどんどん増えて自分の首を絞める結果になりのは目に見えている。