浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

ストラディバリの価値

2006年05月17日 | 音楽

またしても音楽素人の僕がこの話題に触れることをお許しください。

ヴァイオリンの名器として名高いストラディバリが競売にかけられ、約3億9000万円で落札されたそうです。このストラディバリは1707年製で、「ハンマー」と名づけられています。

ヴァイオリン製作者のアントニオ・ストラディバリは1644年~1737年に生存したとされており、その生涯に約2000体のヴァイオリンを製作したそうですが、現在確認されているモノは10分の1程度です。その多くに名前がつけられています。「ジュピター」とか「エンペラー」なんてものもあれば、人の名前をとって「ドラゴネッティ」とか「コチャンスキー」などと名づけられたものもあります。

彼の製作したヴァイオリンの素晴らしさを理解するほどの音楽の知識を僕を持っていませんが、300年以上の年月の間、世界中の音楽家から愛され、またそれに応える音を奏で続ける楽器に対して畏敬の念を抱かずにいられません。