浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

ボクシング界を盛り上げる男

2006年05月29日 | スポーツ

「ボクシングは格闘技であって、スポーツではない」とは誰の言葉だったでしょうか?

日本ボクシング界で旋風を巻き起こしている亀田三兄弟の長男である亀田興毅選手(?)が、8月2日に横浜アリーナで行なわれるWBA世界ライトフライ級の王者決定戦に出場することが決まりました。予て(かねて)より、20歳の誕生日までに世界王者になることを宣言し、さらには3階級制覇を目指す彼にとっては待ちに待ったタイトルマッチとなります。

彼の人間性をよく知りませんが、父親も含め、その発言や相手を見下したような態度に対して、様々な分野から批判的な意見が出されているのを見聞きします。ボクシングの評論家に言わせても、彼のボクシングは未熟なんだとか・・・。

しかし、僕は様々な報道を通じて感じたのは、彼が真剣にボクシングに取り組んでいる姿でした。余程、自分を追い込んでいるからこその自信なのでしょう。だから生意気な彼ですが、応援しようと思うのです。そして、今回のタイトルマッチを沢山の子どもたちに観てもらいたいとの考えから500円のチケットを販売する計画もしていると聞いて、尚更期待をしてしまうのです。

普段はボクシングを観ることの無い人たちがテレビに夢中になっている姿を見ると彼の存在感を否定することは出来ないのです。