浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

100M世界新記録

2006年05月13日 | スポーツ

あれほど単純なのに、オリンピックの華であり、世界中の人々が見守る競技も珍しいでしょう。もちろん、それ故に努力のみでは辿り着けない世界でもあります。

その陸上男子100M競技で、世界記録が更新されました。陸上のグランプリ・カタール大会でジャスティン・ガトリン(米国)が9秒76で優勝しました。従来の記録が9秒77ですから、実に100分の1秒の更新です。100分の1秒なんて、普段の生活で意識することなんてありませんが、それを追求する人にとっては大きい壁なのでしょう。

さて100Mの記録はどこまで短縮されるのでしょう。研究では、現在の記録でもほぼ人間の限界であり、今後考えられ得る頂点は9秒60~69位ではないかとされています。但し研究が全て正しいとは限らないので、もしかしたら9秒50だってあるかもしれませんが・・・。

しかし、陸上競技においては記録更新は大きな関心事であり、それがなかなか破られない状況が続くと人々の興味を保ち続けるのは難しくなるかもしれません。いずれは1000分の1秒単位で記録を表すようになるかもしれませんし、より記録を出し易い環境を作るかもしれません。

まあ、そうは言っても現在の記録だって僕の想像をはるかに超えた世界で走っている人たちの記録なんですけどね。