産直市場に見たことのない野菜から色目を使われ、買うっきゃないでしょ。左のブロッコリーともトロピカルフルーツとも見えるのが「キャベツ」だってぇ? 右の蕗の薹みたいなやつは子持ち高菜で、中国野菜なのだとか。
カリフラワーと一緒にこいつらを塩ゆでにし、マヨネーズで食べてみる。キャベツと書いてある方は、風味も形状もカリフラワーとブロッコリーの中間といった感じで、とても軟らかい。茹ですぎたんだろう。
子持ち高菜は、写真では分かりづらいけど、その名の通り子どもを従えている。食感は硬い目のジャガイモを食べている感じで、タラの芽みたいな苦みがあるけど香りは強くない。芽キャベツに近いかな。どちらもリピートしたいような、どうでも良いような……。
農家の人たちも新しい食材を探して弛まぬ努力を続けているんだなぁ。この場合はチンゲンサイを初めて食べたときのような印象はないけど、「キャベツ」は見た目美しく、子持ち高菜の方は半分に切るか、もう少し小さいと丸ごと感を楽しめるかもしれない。でもゴーヤのような鮮烈な印象で虜になるほどじゃないかも。
ここまで農家の人たちが頑張っているってことは、今年あたりアーティチョークも並ぶんじゃないだろうか。同志はきっといるし、なんなら島中のアーティチョーク愛好家を回って産直市にぼくが並べても良い。今年の春は暑くなる、いや熱くなるぞ!
当方、引越し準備完了!・・・にはほど遠い状況ながら、調べ物があってPCを立ち上げたら、うっかり定点パトロールに出てしまいましたw
しかし、実に珍しい「キャベツ」ですねw 都会ではこのキャベツにクリソツな野菜が「ロマネスコ」ちゅう名で販売されておりますよ。実は、青果卸売市場勤務だった約30年前にも束の間流通したことを覚えております。その当時はもっとややこしい名前だったと思うんだけど失念。カイワレ大根がブームになり、チンゲンサイやタァサイが台頭し始めた時代でした・・・
それではまた。
モン・プティ・シュでないことは明らかですね
産直市場でお客のお婆ちゃんが「紫色のカリフラワーが綺麗よ」と勧めるもんだから「こっちのキャベツのほうが美しいよ」ってなノリで買ってしまいました
「キャベツ」を名乗ってはいますが、たぶん生産者のおっちゃんたちの「キャベツのシールが余ってしもたが。わしの名前がわかりゃええんじゃけん、これに(ロマネスコ)でも貼るか」という事情があったものと推測します
ロマネスコって呼ぶんですか、古くからあったんだ!
茹でても型崩れせず色も良く、実に美しい野菜です
ただ、子持ち高菜と一緒に茹でたもんだから、苦みが伝染してしまって大失敗
タアサイもチンゲンサイの横に並んでいましたし、他にも珍野菜を発見しましたが、諸事情により今回は見送りました
コイケダさまにおかれましては、新天地にて野菜栽培を堪能できますこと祈念します。