らんかみち

童話から老話まで

県知事に教わる恥のかきかた

2012年08月31日 | 暮らしの落とし穴
 いつものホテルで県知事と密会……てなわけない。いわゆる陳情会という名の、まあ言ってみれば「出張県議会ミニ!」みたいなものに顔を出した。
 1時間半くらいの分科会の後、知事との問答があって、それから懇親会。我々のテーブルには県教委のトップが来られた。正直に白状すると、教育長と教育委員長の違いを知らないので、「いじめ問題についての認識と今後のあり方」を質すなんてできなかった。

 そんなもん恥をかいてナンボだろうが! という意見もあるだろうけど、裸一貫で懇親会に臨んでいるわけじゃない。いろんなものを背負って出席しているのだから、うっかり恥をかこうものなら……いやそうじゃないな、恥をかく度胸がなかったってことなんだ、やっぱ。

 恥をかくことをものともしないのが政治家の方々。胸を張って恥をかいたら「勇気がある」と賞賛されるのだ。どうやったらマイナスのエネルギーをプラスに変換できるのか教えてもらいたいが、カラオケのマイクを握らされて足が震えているようじゃだめなんだろう。

 知事が我々のテーブルに来られたので、共通の知人(意外といるもんだ!)を話題にして少し話した後は記念撮影タイム。ぼくなんか1枚写してもらって撮影する側に回ったのに、市議の先生えったら何回ポーズとるねん! 
 来年は市議選があるということも考慮してか、知事は何度もポーズをとって下さった。アイドル並みのサービス精神だね。
 
 知事を囲んで二次会というオファーもあったようだけど、畏れ多いので社交辞令と受け取り退散した。大所高所から県政に携わっている知事と懇親を深めたって村の問題が解決できるわけでなし……いや、含羞を捨てきれないってだけのことか!
 恥をかく度胸のない損長のぼくだが、明日の集会ではリーダーシップを発揮しなくてはいけない。政治家の先生たちを見習って堂々と恥をかくしかないのか。

シラチャー・チリソースは万能か

2012年08月29日 | 酒、食


 もうずいぶん前の話だけど、週末は大阪のキタで飲んだくれ、最後は揚子江という名のラーメン屋さんに入ることが多かった。「イラシャマセ、ナニシマスカ」という片言のお兄さんのテキパキとこなす仕事ぶりに感心しながら食べるさっぱり系ラーメンに舌鼓を打ったものだ。
 タマネギの薄切りをカリカリに揚げたのをトッピングするのは無料で、ぼくも連れもこれが好きだった。それだけでも十分なのだけど、テーブルにはケチャップのようなものが備え付けられていて、「なんじゃ、これ」と恐る恐るラーメンに絞り込んでみると……いける!

 中国語と英語が書かれてあって、どうやらチリソースらしく、感動したぼくたちは「どこへ行けば買えるのか」と、お兄ちゃんに尋ねたところ「キッギョヒミツヨ」と相手にしてくれなかった。
 以来5年ほどチリソースを探しまくったけど見つからず、ついにグアム島で発見することができた。中国語が書かれているけどアメリカ産で、数ドル出せばどこのスーパーでも買えるほどポピュラーなソースらしかった。

 あれから10年ほど経っただろうか。日本ではどうしても手に入らないのですっかり忘れかけていたけど、先日ふと思い出して調べてみたら、「シラチャー・チリソース」というタイ国の調味料らしい。
 探していたメーカーのは、ラーメン屋に置いてあったくらいだから日本に入ってきているのは間違いないのに、どうやっても手に入りそうにない。生協にリクエストしてみようとも考えたけど、Amazonで日本向けの小ボトルが買えるじゃないか!

 ユウキ食品も輸入しているらしいけど、フライング・グースブランドの品で満足できる。凡庸な味の塩ラーメンが激変するように、何にでも使えるソースだ。唐辛子、ニンニク、塩、砂糖その他が原材料なので、味は想像してほしいが、日本でいうところの「かんずり」と似ているかもしれない。
 量を使いすぎるとシラチャー味になってしまうので注意。ちなみに、例のラーメン屋さんはもう置いてないかもしれない。

阪神タイガースVS大阪桐蔭高校

2012年08月28日 | 暮らしの落とし穴


「小説講座 売れる作家の全技術」というタイトルだけど、この本の内容くらいのことは読んでいるはず。いや、「公募ガイド」を長年買い続けているんだから読んでいないとおかしい。
 それどころか「とんぼ組」の童話講座で長く鎬を削ってきたんだから、本に書かれてあるようなことよりも実戦的な薫陶を受けてきた。買うまでもなかろうと一旦は手放しながら、でも何回も読まないと身に付かないんだよなぁ!

 この本を読んで小説が書けるなら、世の中の文章教室とかシナリオ教室みたいなものは必要ないだろう。この本を読んで小説が書ける人は、この本を読まなくても小説は書けると思う。
 奇妙な言い回しだけど、作家になろうとする人は既にプロを凌いでいるはず。将棋のプロ棋士になれる人はプロよりも強い。四段に昇段したとたんに勝ちまくる。下り坂に差し掛かったプロなど敵じゃないのだ。大阪桐蔭高校のピッチャーだって、巨人をバックに投げたら阪神を敵に回して勝てるかもしれない。というより、勝っても阪神を笑う人はいないだろう。

 それにしても阪神、弱いな~! その昔、徳島の池田高校が全盛期を迎えていたころ、ちょうど阪神タイガースはどん底で、阪神ファンは「池田高校と試合したら負けるのと違うか」などと自虐ネタで笑い飛ばしたもんだ。
 まさか大阪桐蔭高校と戦って阪神が負けるとは思わないけど、高校野球のオールスターとなら勝負になるだろうか。プロ野球がつまらないので全然観てないけど、プロとアマチュアの差っていうのはそれくらいなのかもしれない。

ソフトのマニュアルを読むための解説書

2012年08月27日 | 暮らしの落とし穴


 パソコンのOSをXPから7に替えたことで今まで使っていたソフトが使えなくなるケースもあるようだけど、古くなって陳腐化したソフトを一新してみた。せっかく慣れていたのにということもあるけど、昔のことを引きずったままでは新たなるステップが踏み出せないだろう。
 
 ノートパソコンとはいえ、前のデスクトップパソコンよりはるかに高性能なので、それを活かすべく高機能画像処理ソフトであるGIMPをインストールしてみた。世界中の有志が開発して無料で公開してくれているのだが、有料の画像処理ソフトにも劣らないほどの機能があるということで、カメラに付属してきた画像編集ソフトはアンインストールした。

 ところがこのGIMPというソフト、直感でどうにかなるような代物じゃなかった。GoogleのPicasaがラジコンカーのように誰でもすぐに動かせるものだとしたら、このソフトはヘリコプターのように難しい。
 ラジコンヘリの操縦を習得するためにはフライトシミュレーターというソフトがあり、それで何ヶ月も練習を積んでおかなかったら飛ばすたびに墜落させせるだろう。そのフライトシミュレーターに相当するGIMP解説書を買った。

 実はGIMPのマニュアルもWEB上に無料で公開されている。公式サイトだけでなく、丁寧な説明をしてくれている個人サイトもある。それを読めば使えるのだが、そのサイトを理解するための本がぼくには必要だと感じたのだ。
 解説書を探していて著者のブログを発見したのだが、さすがに画像のプロだけあって素晴らしい写真を公開されている。こりゃもうセンスの問題であって、解説書を読んだってマネはできそうにないな。

領土問題とコソ泥の関係

2012年08月26日 | 暮らしの落とし穴
 あくまでも噂だが、昨年末より町内を荒らし回っていたコソ泥が捕まったらしい。人口8000人ほどの小さな島なのに、よくぞ逃げ果せたもんだ、あっぱれを……いや違う。まるで捕まえてくださいといわんばかりの幼稚な手口なのだから、1年近くも野放しにしてきた杜撰な警察に喝だ、喝!

 いつまでたっても捕まらないので、というか犯罪があるたびに「外国人犯人説」を唱える人はいる。だが研修ビザで滞在している某国の若者たちだって村人の一員には違いないのだから、ぼくとしては、めったなことをいうてほしくない。なのに「お前とこの○国人がやったんじゃろが!」と、外国人を雇用している事業所へ村のおじさんが怒鳴り込む軽挙妄動はあった。

 違うんだよおじさん、彼らは夜ごと酒を飲んで同郷人バトルをせにゃならんのだから、遊び半分の犯罪に手を染めるヒマはないんだ。よしんばやるなら、もっとでっかいヤマだろう。しかもわざわざ外国人寮の前に盗んだ自転車を乗り捨てているんだから、外国人に濡れ衣を着せようとしているのが見え見えじゃないか。

 駐在さんに会うたびに「早くなんとかして下さいな、昼間のパトロールを真夜中にやったらどうなんです」と嫌みの一つも申し上げてきた。そんなおり、ある事業所に忍び込んで監視カメラが光ってからはプッツリと事件は途絶えた。
「もう大丈夫、犯行はないでしょう」って、大丈夫かもしれないけど犯人が捕まらないと解決したことにはならんでしょうが。

 二度と同じ犯行が起きないなら、まあいいかと思っていたのは事実。だが「活動家」を名乗る連中が尖閣諸島に上陸したのと時を同じくして、またあの「おもしろ半分」みたいな犯罪が再発していた。
 で、今回の逮捕という噂なんだが、「言わんこちゃない!」という雰囲気じゃないので、捕まったのは恐らく邦人なんだろう。

 領土問題が犯行の動機というんじゃないが、「尖閣問題に抗議したかった」などとゲロを吐いた日にゃメディアが飛びつくだろうか。一連の領土問題は、メディアが代理戦争をやっているような状況なんだから、「おもしろ半分でやった」と素直に白状してほしいもんだね。

嫁のパソコンは決して覗いてはいけない

2012年08月25日 | 暮らしの落とし穴
 自分が使っているセキュリティーソフトの銘柄をつまびらかにするのは色んな面で良いことではないけど、マカフィーを使っている。そのマカフィーさんからメールが来て「アップデートのせいでインターネットにつながらない不具合が発生している」と。
 携帯メールを登録しているなら問題はないだろうけど、WEB経由のメールを登録してたらこんな通知は無意味なんだろう。しかし読めたということは、ぼくには関係がなかったんだね。

 カスペルスキーというのを使っていたときもインシデント頻発だったけど、朝起きてネットにつながらないと慌てるのなんの。昨日今日パソコンを使い始めたわけじゃないから、つながらないトラブルはほとんど自力で解決してきた。それでもプロバイダ側の障害でつながらないと青くなることもある。

 ぼくなんかまだ良い方で、ネットショップとかオークションに出品している人にとってWEBにつながらないというのは致命的だ。主婦をしながらこういった小遣い稼ぎをしている人はどうやっているんだろう。
 旦那がパソコンに強いなら帰宅を待って診てもらう手もあるが、パソコン内には浮気が発覚するかもしれないメールが入っている。浮気相手を家に呼びつけてパソコンを修理するのも考えられるが、口さがないご近所さんに目撃される恐れがある。

 焦っている間にもネットショップやオークションの問い合わせメールが来ているだろう。昨夜落札されて振り込みがあったかもしれない。すぐに発送しないと悪い評価がついて物が売りにくくなる。
 悪いことは重なるもので、夫が持ち出していたノートパソコンが不調で、一度帰宅するという。いつもなら自分のパソコンを夫に使わせることはないが、拒否できるような雰囲気ではなかった。どうしよう、どうしよう!

「おーい、帰ったぞ、お前のPCを貸してくれ」と、夫が帰宅する。は~いどうぞ、と答えてパソコンを渡す。「あれ、パソコンを変えたのか?」といぶかる夫に、「そうなの、こっちのPCも調子悪くて。一台だけだといざというときに困るでしょ。だから電気屋さんに走ったの。展示品だから安かったのよ」。

 嫁が突然パソコンを買ったときは……。

オリンパスブランドよ、永遠に

2012年08月24日 | PC WEB


 今度買ったオリンパスのコンデジというのは、どちらかというと安物の類だろう。それでも3年ほど前に買ったパナソニックの中級コンデジより使いやすい。しかも水中5メートルまで使え、1.5メートルの高さからコンクリートの床に落としても耐えられるという。レンズは屈曲式といやつで、いわゆる沈胴式に比べて小さくて暗い。前のカメラよりきれいに写るはずはないのだが、思っていたより良い絵が撮れるじゃないか。

 写真は風船葛(ふうせんかずら)の種だけど、大きさは正露丸ほどしかない。10cmほどのマクロで撮ったわけだけど、大きくトリミングしていない。手ぶれも押さえられているし、なかなか使えるじゃないか。
 水中写真を撮るためにビーチで潜ってみたが、水が濁っていてうまく写らなかった。それでも水のきれいなところならシーンモードで水中を選んで問題はないようだ。

 購入するにあたって口コミの評価を参考にしたが、「画質は期待しない方がよい」といわれていたわりには満足できる。レンズがチープなのにそこそこの画質ということは、きっと画像エンジンというパーツが進化したんだろう。
 当たり前といえばそうだが、水中モードできれいに撮れても、風景を撮ったら色具合やら明るさがでたらめになってしまう。このあたりのソフトウェア処理も厳密なものになってきたのだろうか。

 ぼくの買ったモデルは売れ筋8位だったけど、オリンパスは他にも防水タイプの中級機種を発売し、これも良く売れているらしい。なにかとお騒がせの会社だが、コンパクトデジタルカメラ部門に関しては気合いが入っている。
 オリンパスはソニーとの提携が噂されているけど、コンデジではソニーに引けをとらない個性的な製品を作っていると思う。だからオリンパスブランドを「コニカ・ミノルタ・オリンパス」なんかにしないでほしい。ましてや一眼レフがソニーブランドなんて、往年のオリンパスファンには受け入れがたいのである。

黒ヤギさんたら読まずに・・・

2012年08月23日 | 暮らしの落とし穴
 白ヤギさんと黒ヤギさんも手紙を読まないで「さっきの手紙のご用事なあに?」とやりとりするらしいが……。

 スーパーで知人男性に会った。同居しているお兄さんとお母さんの食事を作るための買い出しなのだが、野菜はスーパーで調達する必要もないほど畑作りにいそしんでいる。
「今日は業者が来てソーラーパネルの設置に1日がかりだった」というが、ぼくだって震災後にそれを考えたことがある。しかし屋根の強度や元が取れるかどうか分からないだけでなく、イニシャルコストの問題で断念した。早い話、金がない!

 彼の家は屋根に設置する必要のないほど敷地が広く、お兄さんが費用を負担するのでノープロブレムなのだとか。お兄さんとは友達なのだが、なるほど、原発反対集会にも出席しそうな男だから、元が取れるとかってことは問題じゃないのだろう。
「いやね、兄貴のやつが夜中遅くまで電気をつけ放しにするんよ。今年の夏は節電だろうが、いうて文句をいうたら節電モニターを勝手に取り付けてね」
 このモニターとかソーラーパネルについては、しょっちゅう電話で勧誘される。「借家だから大家にいうてよ」とか、「責任者がおりませんので」と拒否しても、めげずに何度だってかかってくる。

「いや、そういうので買うたんじゃなく、中国電力に電話して申し込んだらしい。それはええけど、兄貴は自分で汗を流さずに、機械に頼って問題を解決しようとするんよ」
 彼は愚痴るが、お兄さんと子供の頃から仲良しだったぼくは知っている。どんなに高い目標でもコツコツ努力して解決するタイプだ。運動能力にも秀でていたし、つまらないことにも一生懸命に取り組むひたむきなところがあった。
 そうやって一流といわれる大学を卒業したのだが、「どっかでプッツンした」らしい。そういえば陶芸を教えてあげたときにも、子供の頃の愚直さが失せていた気がする。

「原発? もちろん反対に決まっている」と友人が言うので、「一緒に反原発デモに行こう」と携帯番号を聞いたのだが、「携帯電話は電磁波が体に良くないから持っていない」と拒否された。

 あのとき、黒ヤギさんに手紙を書いた白ヤギさんの気持ちがわかった気がしたなぁ……。

損長とは大損することと見つけたり

2012年08月22日 | 暮らしの落とし穴
 日常生活で不自由しないほど目は回復したけど、まぶたにシミが残ってしまった、今度ハイシーでも買うか。といった逃避から書き始めないといけないほど切迫した事態が起きているんだが、村人に招集をかけるタイミングが難しい。

 昨日は地元企業から非常に大きな要求が提示された。「違法状態を改善できてから話を持ってきてくれ」といっておいたのだが、どうやら少しずつ改めているようだ。つまり彼らが本気だってことか。
 冷たい邪気を放つお侍さんが目の前に立って柄に手をかけているというのに、こちらの小刀は切羽が詰まって抜けないという状況だろうか。一刀両断にされるかもしれないけど、相手の小指の一つでも切り落としてやる、という覚悟ではあるのだけど。
 
 問題を先延ばしにしたいわけじゃないが、待っていると村を取り巻く状況がどんどん変化する。見えなかったものが透けてくるし、利害関係が見えてくると敵味方がはっきりして、ストラテジーをたてやすくなる。企業活動を妨害したいんじゃない。村人の安全と利益を守る責任において、ぼくは逃げられないだけだ。

 ただでさえ損長なのに、またひとつ役職を依頼された。もちろんボランティアで、疎まれこそすれ褒められることもない、やり甲斐を欠く仕事だ。長くやってくれていた方が高齢を理由に辞めたのだが、消去法でぼくに白羽の矢が立っているらしい。
 えっなに、もう一つやってくれないかって? そいつはさすがに無理だろう……いや、この依頼を受けておいたら何かに使えるかもしれない、前向きに考えてみるか。とまあ、自らで損長道を歩んでいるわけだ……。

飲酒解禁で1日に1kg太ってしまった

2012年08月20日 | 暮らしの落とし穴
 目の方は完璧ではないけど、今日の診察で「あと一週間してもまだ調子が悪いようなら来てください」と先生にいわれるまでには回復していた。そういわれるまでもなく、盆踊りからこの5日間というもの盛大に飲み続け、気が付いたら5kg太っていた、ヒェー! 人が1日に1㎏痩せるのは大変だけど、太るときは何の苦もないんだねぇ、いや驚いた。

 というわけで今宵より再び断酒に突入するけど、来週末に飲み会がある。飲み会というより厳粛な会の後での懇親会なのだ。解散総選挙も近いうちにあるらしいけど、そういうこととは別で偉い方々と同席しないといけない。
 どうしても飲まないといけないわけじゃないけど、勧められて断ると角が立つ。ただでさえ疑心暗鬼の世界なのに、市議会選挙と市長選挙が来年に控えていればなおのことピリピリムードだろうな、非常に気が重い。飲まずにやってられるか!