らんかみち

童話から老話まで

漬けるキュウリとサラダのキュウリに違いはあるか

2012年07月14日 | 酒、食
 うちの糠床”漬け太”の調子が上向いてきた。完熟糠床という謳い文句も嘘ではなかったけど、最初は塩辛さが旨味に勝って美味しくなかった。漬け続けているうちに野菜の水分で塩分濃度が下がり、長い時間漬けられるようになったせいか旨味も増した。
 それと同期するように、畑の調子も上がったようだ。またキュウリの成長がどの程度なら糠漬けに適しているのかも分かるようになってきた。って、今まで知らんかったんかい!

 ナスの方は本成りまで我慢できなくて早摘みしているからか、パサつく感じでイマイチではあるけど、そんなに悪くない。キュウリについては現在までに4人の人にお分けさせてもらっているが、もう一人糠漬けする漁師の爺ちゃんを見つけた。これで収穫したものを畑に戻すような罰当たりはしなくて済みそうだ。

 いやそれどころか「ミニキュウリをもっと寄こさんかい」と、供給能力不足を咎められている始末。ミニキュウリは味が良くないだろうからと、自分だけがひっそりと食べる分しか植えていない。
 それに、ミニだからといって葉っぱは通常のキュウリと同じだけ大きく、畑を専有する面積は変わりない。つまり非常に生産性が悪いばかりか、葉っぱに隠れて採り残しが多くなってしまう。
 
 ポテトサラダに使ってちょうど良いキュウリの成長度合いと、糠漬けに使うそれとは少し違うんじゃないかと思う。ミニキュウリはどうなのかハッキリしないが、どのみちレギュラーキュウリより美味しいわけではない。キュウリを丸ごと食えるという快感と物珍しさに踊らされているだけだ。とはいっても、ほしいという人がいるのなら、もう1本植えてもいいか。

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