らんかみち

童話から老話まで

キュウリのヘシコちゃん

2015年09月17日 | 酒、食
               

 トランス脂肪酸が槍玉にあげられている。ショートニングで揚げたポテトが3か月も腐らないなんて、どんな油なんだろうと思ったら、マーガリンにも含まれているらしい。
 トランス脂肪酸入りの油はアメリカではとっくの昔に規制されたというのに、日本ではまだ規制がないそうな。

 トランス脂肪酸の過剰摂取で心臓病のリスクが高まるというけど、何をどれだけの量食べて何年で発症するのかがはっきりしない。日本人の食事はそこまで欧米化していないということか。そんなことより、ぼくにとって重要なのは食品中のプリン体の量だろう。

 昨日巻き寿司に入れたアンチョビが残っていたので自家製キュウリの佃煮に混ぜてみたところ、どうということのない佃煮が三つ星にグレードアップするじゃないか。
 三つ星レストランで食べたこともないくせにといわれたら、言葉の綾、ものの例えということで。ま、とにかく美味しくなって1.5倍くらいご飯が進んだ。100均で買ったアンチョビの缶詰も侮れん。
 
 しかしアンチョビ缶は普通の人には健康食品でも、ぼくにとってはトランス脂肪酸よりも危険な食材といえる。オイルサーディンもだけど、鰯の仲間はプリン体含有量が多く、ビールの肴として食べている尻から痛風発作が起きることもある。
 この危険なアンチョビ缶の旨さに代わる食品といえば、へしこ! 冷蔵庫には賞味期限の切れた未開封のへしこがある。これはもう「キュウリのヘシコちゃん」にするしかない。

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