らんかみち

童話から老話まで

古古iphoneで良いんだけど

2015年09月30日 | 暮らしの落とし穴
 ときどき人様のiphoneを使ってみるに、ぼくが2年前に買った国産スマホと比べたら使い勝手が良い。圧倒的な人気を誇っているだけのことはあるな。というわけで新機種に買い換えようと目論んでいるけど、25日に発売されたiPhone6s/6s Plusとかはすごい人気なんだそうな。

 何がすごいか分からないぼくにとって、新型iphoneは豚に真珠の具体化に過ぎないので去年モデルを探してみるけど、キャリアのHPで見つけられない。売ってないはずはないと思う。何が何でも新型の売り上げを伸ばす戦術か。iphone5に至ってはwebを検索しても見つけられない。こうなった現場に行ってみるしかないか。

ローゼルはどこをジャムにする?

2015年09月29日 | 酒、食
              

 ご近所さんが昨年、初めてローゼルの種を蒔いてみたところ、期待したような花が咲かなかったばかりか、始末の悪い増え方をした。
 それってジャムにするんでしょと聞いたら、そんなバカなという反応が返ってきた。問うたぼく自身も、どこをジャムにするんだろうと訝った。

 ローゼルがジャムになるのは間違いないので、種をもらって今年の春先に蒔いたら花が咲いた。オクラの花に似ている。実際、ローゼルの種を購入したつもりが、一部に花オクラが咲いて驚いた人もいる。

 花オクラは花を食べるらしいけど、ローゼルは花が終わって種ができたら、それを包んでいる皮の部分をジャムにするんだそうな。美味しいとは思えないんだけどなぁ、やるだけやってみるか。

錫鳴きを聴いて泣く

2015年09月28日 | 暮らしの落とし穴
           

 捨てようと思った銅製のだし巻きフライパンを再生するには錫が要る。錫の製品を溶かしたら良いだけなのに手に入らない。やむなく、新品のフライパンより高い金を払って純錫のインゴットを買った。

 重さ約1kg、厚さ約10mmのこの金属の塊が金色をしていたらと夢想したとき、自分の想像力には思いのほか低い限界があることを知った。せいぜい、Tボーンステーキを食いに東京まで出かけるのが、目の前にある壮大な夢ってとこか。

 卑近な例えはさておき、錫が鳴くことは知っていても実際に聞いたことはなかった。なので、このインゴットを手にとって最初にしたことは、膝の上に置いて曲げてみることだった。
 やってみたら、本当に鳴く。最初はピキンと澄んだ音で鳴いたけど、2回目にやったら、動きの悪い膝関節の屈伸みたいなグジグジという音を立てた。

 スズ鳴きに葉満足した。しかしだなぁ、1kgの錫なんかどうするよ? そりゃ銅製のフライパンも家庭使いなら一生もんだろうけど、錫の塊なんか今後使う機会なんて無いだろう。高級フライパンを買うことを思えば安いんだが、やっぱり早まったかぁ!

復活の祭り

2015年09月27日 | 暮らしの落とし穴
             

 平成22年の祭では今は亡き爺っちゃんたちが活躍していたし、櫂伝馬の踊り子役を務める子どもたちがいたんだなぁ。ことしは年頃の子どものいる家族が転入してこられ、これ幸とばかり5年ぶりに櫂伝馬を復活させる。
 踊り子は二人必要なんだけど、なんちゃってチルドレンに打診したら快く引き受けてくれたそうな。二人の踊り子の年の差たるや、実に60……楽しい祭になりそうじゃわい。

はったい粉でお好み焼き

2015年09月26日 | 酒、食
               

 もはや夏の季語としても聞かれることの少なくなった、はったい粉を姉が食べて残して帰った。邪魔になることもないけど、この粉がいつまでも喉に立った小骨のように、あるいは練ったはったい粉のように咽を詰まらせるようで気になってしかたない。捨てたらスッキリするんだろうけど、愛媛県特産の裸麦由来だから、地元出身の者としては潔しとできない。

 たかだか150グラムほどだから使い切ってやろうとパンケーキにしてみたところ、焙煎した独特の香ばしさは熱を加えたら大人しくなる。ところがベーキングパウダーを加えても膨らみが少ない。膨らませるための小麦グルテンも持ってはいるけど、そこまでしなくてはいけないのか。

 今回は、はったい粉のお好み焼き。これなら膨らまなくても良いだろうと思ったけど、チヂミに近い感じかなぁ。いっそのことチヂミを焼けば良いのだろうけど、ビールがなかったら食指が動かない食べ物だ。
 明日もう一度だけ、小麦グルテンを加えて試してみるかなぁ。トライアンドエラーをくり返しているうちに、はったい粉を消費してしまうに違いない。そうなったら仕方ない、はったい粉を買い足すか。