らんかみち

童話から老話まで

はったい粉でお好み焼き

2015年09月26日 | 酒、食
               

 もはや夏の季語としても聞かれることの少なくなった、はったい粉を姉が食べて残して帰った。邪魔になることもないけど、この粉がいつまでも喉に立った小骨のように、あるいは練ったはったい粉のように咽を詰まらせるようで気になってしかたない。捨てたらスッキリするんだろうけど、愛媛県特産の裸麦由来だから、地元出身の者としては潔しとできない。

 たかだか150グラムほどだから使い切ってやろうとパンケーキにしてみたところ、焙煎した独特の香ばしさは熱を加えたら大人しくなる。ところがベーキングパウダーを加えても膨らみが少ない。膨らませるための小麦グルテンも持ってはいるけど、そこまでしなくてはいけないのか。

 今回は、はったい粉のお好み焼き。これなら膨らまなくても良いだろうと思ったけど、チヂミに近い感じかなぁ。いっそのことチヂミを焼けば良いのだろうけど、ビールがなかったら食指が動かない食べ物だ。
 明日もう一度だけ、小麦グルテンを加えて試してみるかなぁ。トライアンドエラーをくり返しているうちに、はったい粉を消費してしまうに違いない。そうなったら仕方ない、はったい粉を買い足すか。

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