畑のチコリーが育ってきたので食べてみた。軟白させたものより苦くて繊維質だけど、基本的には似たような味だ。とくに中心部は軟白させたものとの違いが分かりづらい。
軟白させるために根っこを引き抜いて歯を切断。根っこの先も切断しカップに水を入れてそこに漬けるだけ。この方法で収穫している人もいるけど、本来なら1月にする作業だ。光を遮断するために壊れた冷蔵庫に入れてみたけど、通気性が悪いと腐るらしい。
本当のところはどうやるのか、チコリーをくれた人に聞いてみたけど、花を愛でるために栽培しているのであって食うためではないと。本当は知っているだろう、なんとか思い出してほしいと頼んだら、「籾殻で覆い給え」という答えが返ってきた。なるほど。
ベルギー原産の野菜だけど、通年で国内栽培されていて夏にも手に入る。そういうものは工場で作っているらしく、ノウハウは公開されているようにない。だからそういうのを買えば済むわけで、自分で作るメリットがどれほどあるだろう。毎日チコリーを食べたいとは思わないからね。まあ試して合点がいけばそれはそれで嬉しいから。