らんかみち

童話から老話まで

ブログ閉鎖のお知らせ

2015年10月13日 | 暮らしの落とし穴
 2003年に歩き遍路をするにあたってホームページを作成したから、はや12年経ったのか。ノートパソコンをザックに入れ、アナログ携帯電話でネットにつなぐ非効率なことをしたもんだけど、今は遍路道を歩きながらもスマホさえあれば動画での情報発信もできる。
 当時お世話になったいくつかの遍路サイトも更新を停止したり閉鎖したりだから、社会的な状況の変化があったんだろう、諸行無常よのう。

 このブログの読者数はピークの頃なら1000名くらいの読者があった。今は多い日でも200人程度でページビューが1000回くらいしかない。
 フェイスブックやツイッターの登場でブログというものの存在価値は低下しただろうし、ぼくのブログの存在理由もどれだけあることやら。

 毎日ブログを更新するのも結構なプレッシャーなので、そろそろ閉鎖しようと思う。もう書かなくても良いんだという安堵感もあるけど、ネットの世界で存在しなくなるのも寂しくはある。
 相互リンクをして下さった方々には後ほどお礼とお詫びの連絡をさせていただくとして、駄文に付き合って下さった読者の皆さま、ありがとうございました。

ギャル櫂伝馬の夢

2015年10月10日 | 暮らしの落とし穴
 20代の外国人男性は少なくないけど、祭のできる氏子の人数は限界集落なので、祭の準備も大変よ。幟とか神輿とか、何もかもコンパクトにすれば良いのだろうけど、寄進者の名前が入ったりしている物だと難しい。まさかプラスチックのお神輿に御神霊さんを乗せて練り歩くわけにもいかないしね。

 そんな状況の中で櫂伝馬をやるんだから、これはもう氏子の意地とプライドとノスタルジーの成せる業ということかな。本当にギリギリの面子しか揃わないので、「こうなったら女でも良いか」という声が上がる。

 なんで女が舟に乗って踊らないのかって思うけど、踊り子は男の子が女装することになっているので、昔の人たちは本当は女の子に踊ってもらいたかったんじゃないかな。舟の漕ぎ手も踊り子も女性の「ギャル櫂伝馬」が実現したらって夢はある、が・・・。

新聞記事が恥ずかしい

2015年10月09日 | 暮らしの落とし穴
 今朝の愛媛新聞紙上で当地の祭出し物「櫂伝馬」を練習する様子が記事になっていた。今の自治会長がメディアにリークしたものと思われる。それによると5年ぶりということなんだそうな。というか、当時はぼくが自治会長だったんだから、早いもんだなぁ!

 記事にリンクを張るとか新聞をスキャンするような、はしたない真似はしないので、というより気恥ずかしいので、WEB版を参照していただくとして、記事に少し訂正したい個所がある。

 櫂伝馬船の前で躍るのは「采振=ざいふり」と呼び、後ろで躍るのを「剣櫂=けんがい」と呼ぶ。地域によっては前後が逆の場合もある。と地域呼ばわりするのは、うちの櫂伝馬南北朝のころに起源を持つので、まあ言わせてもらえばオリジナルかなと、勝手に・・・。

瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチが終わり

2015年10月08日 | 暮らしの落とし穴
 毎年恒例の瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチが先週終わった。延べ人数で6000名以上もの人が歩いているそうで、関係者とかを含めたら島民8000人を上回る人たちが島に来たことになるのかな。

 彼らが歩いた後は草木も生えない、なんてことはない。マナーの良い人たちなので、釣り人が捨てて帰ったゴミを拾いながら歩いてくれる。サイクリストたちもゴミを捨てたりしないと思うけど、ゴミを拾ったりもしないからね。

 歩きニストたちもお土産を買うってことはしないと思うけど、それはサイクリストも同じなので、彼らのおかげで地元の商店が潤うってことは少ないらしい。コンビニにとってはありがたいんだろうけど。

 自転車は基本的に車道を走るので、地元の年寄りが運転する車との事故が起きないのが不思議だ。交通事故の内訳は知らないけど、救急車のサイレンが頻繁に聞こえるようになった気がする。若い家族連れと高齢の自転車乗り、それと外国人が危ないのかな。まあ、島の人たちは構えて運転してはいるけど。