お焚き上げ法要
お彼岸の9月24日に菩提寺でお焚き上げ法要がありました。いったい何をする行事なのか知らなかったのですが、島四国八十八か所の納め札とか塔婆や位牌などを燃やして供養するのだそうです。
ぼくはまた、お坊さんが火の上を歩いて見せてくれるのかな、と密かに期待していたんですが、空も飛ばなかったし火渡りの術も披露してくれませんでした。
当たり前ですよね、そんなことできるお坊さんがいるなら、シルク・ドゥ・ソレイユなんかに金払って観に行く人はいません。でもお寺のありようもいずれ変化するでしょうから、次のご住職の世には大スペクタクルが観覧できるようになるやも知れません。
お焚き上げが一段落すると、仁和寺から派遣された本山布教師という、位の高いお坊さんが本堂で法話を聞かせてくれました。
地位の高さに徳の高さが追いつかない大臣の多かったりする昨今なので、階級が高いからといって、このお坊さんの徳が高いかどうか分かりません。でも法話の上手さは高得点をあげたいなと思いました。
施餓鬼とは、彼岸とは、幸せとはなんぞや? といった内容の法話を分かりやすく聞かせてくれた後は、般若心経の書かれたローソクをいただき、ご住職と面識があり、今は床に伏せっている友だちへのお見舞いにしました。
般若心経を唱え、「苦も、苦の原因も、苦の消滅もなく、煩悩もなく、煩悩がなくなることもなく、生老病死もなく、知ること、得ることさえも存在しないのだ」という彼岸の境地に、彼が到れたなら幸いです。
お彼岸の9月24日に菩提寺でお焚き上げ法要がありました。いったい何をする行事なのか知らなかったのですが、島四国八十八か所の納め札とか塔婆や位牌などを燃やして供養するのだそうです。
ぼくはまた、お坊さんが火の上を歩いて見せてくれるのかな、と密かに期待していたんですが、空も飛ばなかったし火渡りの術も披露してくれませんでした。
当たり前ですよね、そんなことできるお坊さんがいるなら、シルク・ドゥ・ソレイユなんかに金払って観に行く人はいません。でもお寺のありようもいずれ変化するでしょうから、次のご住職の世には大スペクタクルが観覧できるようになるやも知れません。
お焚き上げが一段落すると、仁和寺から派遣された本山布教師という、位の高いお坊さんが本堂で法話を聞かせてくれました。
地位の高さに徳の高さが追いつかない大臣の多かったりする昨今なので、階級が高いからといって、このお坊さんの徳が高いかどうか分かりません。でも法話の上手さは高得点をあげたいなと思いました。
施餓鬼とは、彼岸とは、幸せとはなんぞや? といった内容の法話を分かりやすく聞かせてくれた後は、般若心経の書かれたローソクをいただき、ご住職と面識があり、今は床に伏せっている友だちへのお見舞いにしました。
般若心経を唱え、「苦も、苦の原因も、苦の消滅もなく、煩悩もなく、煩悩がなくなることもなく、生老病死もなく、知ること、得ることさえも存在しないのだ」という彼岸の境地に、彼が到れたなら幸いです。