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メール便で本が届いた。を開封してみると、喪服のような色合いの表紙に度肝を抜かれる。同人誌は見た目じゃなく内容で勝負、という気概は伝わってくるし潔いとは評価するが、黒ずくめって、喪中なのか?
恐る恐る読んでみると、案の定のっけから異様な雰囲気を醸し出している短編が二つ続く。三作目はラブストーリーとおもいきや、ホラーのテイストで完結する。この同人誌「あまのがわ」は児童文芸を謳っていない、とは聞いていたけど……。
あんまり怖いのでどうしてかと分析してみると、そうか字体まで怖いんだ。恐怖フォントっていうか、正しくは古印体というらしいけど、怨霊が出てきて血塗られたような、嗄れたような声でしゃべったのを文字にしたらこうなるだろう、という怖いフォントが使われ……じゃなくて、かすれているだけなの?
製版から印刷、製本まで全て同人たちの手で作られている本だから、製本のクオリティーはそれなりではあるんだけど、280ページはすごい。前年が140ページだったから、倍増しているというのにも驚かされる。
「天の川 文芸サークルin広島」は月一回の合評会と、年に一冊の同人誌発行をしていて、ジャンルやカテゴリーというものはなく、会費もないそうだ。
すでに作家として出版している人もおられるからレベルが高いのは分かるけど、敷居も高そう、でも楽しそう。いつか参加できるようになれたらいいな。
喪服の中に薄桃色の長じゅばんを装着したかのような装丁で、提供しております(?)
それにしても、凝った画像…というか、同人誌の内容を画像で表現していただいて、うれしゅうございます。
>喪服の中に薄桃色の長じゅばんを装着したかのような装丁で、提供しております(?)
ほう、夫の三回忌で挨拶する熟れた未亡人という演出ですか、こりゃあ惹かれますな!
>それにしても、凝った画像…というか、同人誌の内容を画像で表現していただいて、うれしゅうございます。
今後も「あまのがわ」の妖しさがいやまさんこと、ご祈念申し上げます。
ほんで、
ほんで
敷居は低いですよ。
手にとってみて、一瞬ぎょっとしました
今思えば、楽器の王様といわれるピアノを連想させますね
10冊目の記念号でしたか、質、量とも大変に充実してきましたね
同人誌の王様「あまのがわ」と呼ばれるようになっても、敷居は低くしておいてくださいませぇ~。