らんかみち

童話から老話まで

ボランティアは他人のためならず

2013年03月31日 | 暮らしの落とし穴


 短大生や子どもたちに交じって、本日は花咲か爺さんを演じてみた。少ないより多い方がインパクトがあるだろうということでのエキストラだけど、人は十分過ぎぃ! なるべく多くの人を動員することで地域活性化につながる、という考え方は理解できるにしても、これではパフォーマンスに過ぎる気がするなぁ。
 それはそれとして、地域活性化には全くつながらないと思われるアーティチョーク栽培の現況は、まあこんな感じ。



 市とか大手企業の助成で緑化や花化するのも良いけど、花の好きな人を訪ねて苗を配ったら皆さん大切に育てて下さる。聞いたこともない外来種の植物を毛嫌いする人も少なくないんだけど、何となく有用なものだと理解してもらったら栽培してもらえる。
 何年経ったら外来種と呼ばれなくなるのかと考えていて、とても驚いたのがポポーという果樹のことだった。

 一昨年だったか、産直市で初めて見たポポーを買って食べたら、非常に美味しかった。最近になって栽培されるようになったんだろうと思い込んでいたんだけど、昭和41年発行の園芸書に「ポポーの接ぎ木について」という記事を発見して非常に驚き、「こんな昔からポポーは栽培されていたんですか」と本を見せてくれた爺ちゃんに聞くと、「そがなもんはうちの庭にも昔からあらい」と。

 なんか分かってないことばかりだ。アーティチョークだって江戸時代にオランダから入ってきたというし、島ラッキョウにしても、ロマネスコだってぼくが知らなかっただけだ。
 花咲か爺さんにはなれないんだけど、色んなことに携わっていたらそれなりに花は咲くんだなって。

近未来都市も高齢化には勝てなかったか

2013年03月30日 | 暮らしの落とし穴
 長く通ったカルチャースクールが閉鎖になるって聞いて、一つの時代が終わったような気持ちになる。そこは大阪万博のころに開発されたニュータウンの中心に位置する駅前の施設にあり、スポーツジムも併設されていたので童話講座と共に籍を置いていた。今日たまたまファイルの整理をしていたらジムに入会したときのフィジカルデータと写真が出てきて、オレってこんなに痩せていたんだ、と今のお腹をさすりながら諸行無常を思う。一つの時代が終わったんだ、みたいな~。

 あのニュータウンは拡大を続けていて、堺市から独立を果たそうか、というほどの勢いがあった時代もある。なのに居住者が高齢化すると、エレベーターが無く風呂も後付けという団地からは急激に人がいなくなり、軍艦島を彷彿させるような廃墟然とした佇まいに様変わりした地域もある。当地のような田舎から人がいなくなるのと違って、圧倒的な虚無、拠ん所ない恐怖に支配されてしまう。

 スポーツジムは残ると聞いたけど、ますます会員が増えてカルチャーのフロアまで浸食するかも知れない。健康志向の強い高齢者が多いからね。ぼくがいたときも、他の地域のジムに比べて平均年齢が高かった気がした。
 日本全体が高齢化に向かって突き進んでいるから、てか、中国ですら高齢化の懸念が取り沙汰されているんだから、あそこのカルチャースクールが閉鎖されるのも無理からぬこと。

 高齢者に対して訴求力を持つカルチャー講座って無いもんかね。日本一ともいわれる土地転がし会社が経営していたから、と揶揄するつもりは毛頭無いけど、閉鎖の憂き目になったのは、年寄りが魅力を感じるような講座を開発できなかったから、てことはないだろうか。

 ぼくがあの街に初めて足を踏み入れたとき、マンガに登場するような近未来都市に来たのかと胸が高鳴った。効率的に整備された道路網や、無意味に壮麗なオブジェや建築物に隣接して適度に保全された森がある。開発と自然保護の絶妙なバランスの上に成立する駅前に立つと、未来はぼくのためにある、なんて錯覚させてくれる街だった。
 あの頃の輝きを取り戻すことは難しいだろうけど、高齢者に「先は長いぞ!」と、そこはかとない、根拠の無い希望を抱けるような仕掛けは無いもんかね、いやきっとあるって信じたい。

ミミイカ、ハリイカ、アーティチョーク

2013年03月28日 | 酒、食


 今年はミミイカを食べてないな、というか売ってないな、と気になってたんだけど、ようやくゲット。写真はハリイカ二匹とミミイカ(通称チンコイカなんだけど、説明は省く)一匹を茹で、アーティチョークオイルで炒めたもの。アーティチョークを食べた後のオイルを捨てられずに取っているって、貧乏性だねぇ。
 このオイルはオリーブ油も入っているか知らないけど、もっとさらっとしていて香りも強くない。ワインビネガーなんかも入っているらしいけど、劣化防止の意味が強そうだ。

 塩も少しふりかけ、アーティチョークペーストを付けて食ってみたところ、合う、変に合うぞ! アーティチョークペーストって、そのまま食べても美味しいって感じはしないんだけど、このイカたちに付けて食べたら、なんかすごい。
 ハリイカは普通に美味しいけど、ミミイカは喉に刺激があってぼくとしてはちょっと苦手。それでも食べたいほど美味しいから、味付けは塩だけで十分。そこにアーティチョークペーストだから、なに馬鹿なことやってんだかって思ったけど、やってみたら妙に合うんだよね。

 ネットでミミイカを検索すると、「釣り餌」みたいなのがヒットするけど、美味しいんだって。そりゃあ茹でても炒めても墨が出て真っ黒になってしまうけど、こいつにしかない味と食感が楽しい。
 今の季節しか市場に出回らないけど、小さめのが素晴らしい。まさかアーティチョークペーストが合うなんて、やってみるもんだねぇ。

アーティチョークペースト、グラタン風

2013年03月27日 | 酒、食


 そろそろ衣替えの時期かと思うのに、昨日の冷え込みで断念した。その代わりっていうんじゃないけど冷蔵庫の中身を蔵出ししてみたところ、未開封のまま賞味期限が過ぎたシュレッドチーズを発見。チーズなら10日やそこらは大丈夫だろうけど、どうしたもんかと思案していると、何かをそそのかすように大量のブロッコリーをいただいた。

 グラタン風のものでも作ってみるかと、バターを塗った耐熱皿にブロッコリーを入れてチンした後、広島旅行でゲットしたアーティチョークペーストをメインの味付けにしてシュレッドチーズをふりかけた。
 加熱時間が長すぎてブロッコリーが小さくフニャフニャになってしまったのは計算外だった。それにパルメザンチーズをふりかけ、オーブントースターでグラタン風に焼き上げたのが写真。

 ベーコンなんかもちりばめてみたけど、美味しいということはなかった。アーティチョークペーストは自分で入れたからそれと分かるけど、店で出されたら、どっかで食べた気がするけど何だったかな、くらいの印象しか感じられなかった。
 欧米人ならアーティチョークが入っていると見抜くんだろうねぇ、日本人がコシヒカリとササニシキの違いを指摘できるように。今年辺りはアーティチョークがブレイクすると踏んでいるんだけど、かく言う本人が分からないんじゃねぇ……。

萎えそうになる地域おこしの気持ち

2013年03月26日 | 暮らしの落とし穴
 地域おこしに携わる人たちを取り上げたテレビ番組の中には、あらら、うちらと似たようなメンバーだね、と同情したくなるものがある。いや、裏を返せば我々が同情してもらいたくなるってことか。若者が多ければば地域おこしそのものが必要に迫られないだろうから、高齢化した町の現状を何とかしないと、って立ち上がるのは年寄りばかりということになる。昨日もそんな地域おこしの会議だったんだけど、優秀なお役人さんがそつなくまとめたプロジェクトを粛々と実行することになるかも。

 我々の地域おこしスポンサーは行政なので、失敗は許されない。もちろん、企業がスポンサーであったって失敗は許されない。問題になのは、何を持って成功と呼ぶかってことだけど、企業の場合はメディアへのの露出度、つまり企業イメージのアップが一つの目安か? 
 行政から助成金をいただく場合は少し事情が違うらしく、「失敗ではないのか」と指弾を受けない限りは成功と考えて良いのかも知れない。行政組織の内外から問題を指摘する声がゼロだったら大成功?

 3年前に島おこしのプロジェクトに荷担したとき、ぼくは企業を回ってスポンサーになってもらおうと考えた。ところが、企業から資金を頂かなくても行政から助成が頂けるという。そうだったのか!
 仮に資金を頂き過ぎて消化し切れなかったら問題になるので、自分たちの能力と照らし合わせ、控えめな企画を考えるよう諭された。で、ゆる目の企画が通って資金を頂け、失敗でない程度に遂行した。

 あのとき企業を営業して回っていたとして、投資効果のはっきりしない地域おこしなんかのスポンサーになってもらえたかどうか分からない。しかし仮にもらえたなら、自分たちでかき集めた資金だと思って疎かにはできないだろう。
 でも行政から頂いた助成で行政に注文を付けられながらの活動となると、なんかモチベーションが上がらない。実際の地域おこしにつながらなくても行政は怒らないから、打ち合わせた通りに企画をこなしてほしい、という阿吽の呼吸が分かるようになってしまったせいだろうか。

 気持ちがスポイルされてしまったのは、たぶんぼくだけで、他の人は気合いが入っている、ように見える。自分たちの懐には1円たりとも入らないボランティアだけど、持ち出しってこともないので士気は低くない。自分たちの活動がきっと明るい未来につながっている、という希望も捨ててないしね。もういちどみんなの気持ちに賭けてみるか。

涅槃会は仏滅のお祭りだ

2013年03月25日 | 暮らしの落とし穴


 涅槃会(ねはんえ)というのは、お釈迦様の入滅法要。旧暦の2月15日らしいけど、本当にその日であるかどうかってのはねぇ……およそ2400年も前のインドで起きた事だから諸説あって不思議じゃない。

 ということで、うちの島ではお釈迦様の命日、つまり仏滅前後の日曜日に、涅槃会が行われる。五か寺で持ち回りだから菩提寺で行われるのは5年ぶりということで、日曜日は世話人のぼくも出仕させていただいた。
 島中の真言宗のお坊さんが集まって2時間近く読経する後ろではご詠歌が歌われ、秘蔵の涅槃図やら十王図が開陳されるとあって、結構な人出だった。

 実をいうと、この催しは檀家の寄付金で成り立っている。強制というワケじゃないけど、檀家さんの御寄付は一律3000円だからそこそこの金額が集まり、今回のように餅撒き(といっても餅だけじゃない)も予算の許す限り盛大に実施する。

 ぼくら世話人は餅を投げる側なので実利は無いんだけど、拾う側の人たちがキャーキャー楽しそうにやってくれるので、投げる側も熱が入って不思議な一体感が生まれる。あ、でも投げる場所が急きょ変更になり、拾う場所によって不公平感があったかも知れない。初めての試みだったので、なにとぞご容赦を。

広島は気位の高い町

2013年03月23日 | 暮らしの落とし穴


 広島に行くなら絶対にゲットしなくては、と執念を燃やしていたのが、菱正宗という日本酒。安佐北区という山手にある蔵で、広島以外では販売していない(ネットは別にして)らしい。というか、広島でもこの酒の認知度は高くないと見え、「菊正宗の間違いでは?」と、広島の酒屋さんがおっしゃるほどだ。

 広島市の中心街にあるデパートなら置いてあるけど、むしろ隣の山口県の獺祭(だっさい)の方が多かったりする。菱正宗はいわゆる入手困難な酒ではあるけど、新幹線の名店街に直営店があることは調査済み。
 デパートを見て回った末に直営店に行ってみたところ、よその蔵の酒も置いているしウイスキーやワインも用意されていた。もちろん菱正宗は全ての種類が最新の状態で置かれていた。

 スーツケースを用意しておけば良かったと悔いても後の祭り。一升瓶が入らないキャリングバッグに詰め込めるのは4合瓶とお土産用の2合瓶が数本。何やってんだか、と自責しつつレジに持って行ったら、「私は店番でして、店員さんは間もなく帰ってきますので」と、カウンターで飲んでいたお爺ちゃんがおっしゃる。角打ちができる店とは聞いていたけど、まさか酔客が店番とは思いもよらなかった。
 
 お爺ちゃんと一緒に飲みたいとは思ったけど、夜の宴会を控えてたので断念し、待つこと10分あまり。ようやく店員さんが戻ってきて包装してもらったんだが、2合瓶は箱に入れてくれたばかりか、ギフト用のラッピングまでしてくれた。それをさらに手提げ袋に入れてくれたのみならず、2合瓶用にレジ袋までつけてくれた。

 広島という町の気質は東京や静岡と似ているかもしれない。美意識が高いといえばそうで、大阪のように美の前に質だろう、とはならないようだ。美味しかったら猫飯にでも金は払うが、不味いと思ったらとことん値切る大阪流は通用しないらしい。
 その夜の宴会場は広島名物の穴子を食わせる店で、ガスコンロが出てきたかと思うと、お洒落な七輪が登場したりしてディスプレイには飽きなかったけど、いささか量が少なかった。前から感じていたけど、これが広島流なんだね。愛媛県とはお隣なんだけど、いやなんとも気位の高い町だこと。

シラチャーチリソース、キター!

2013年03月22日 | 酒、食


 シラチャー・チリソースを求め続けて20年、ついに生協のカタログに掲載されるところまでこぎつけたぞ。本当はこのメーカーのが欲しいんじゃないけど、このブランドのゆるい辛さが日本人には向いていると思う。キャップは付いていないのが普通なのに、衛生面にこだわる日本の商社が要求したものかもしれない。もし日本メーカーなら、こんなゆるゆるのキャップを付けるなんてあり得ないと思うな。

 さてこのチリ・ソースの味だけど、カタログのキャッチコピーにあるような、濃厚という表現は当てはまらないと思う。本来ならこの商品をリクエストしたぼくが書くべきなんだけど、生協のお姉ちゃんがチャッチャカ注文してくれたので、カタログに載ったときは商社の宣伝文句がそのまま使われたようだ。
 でも、だからぁ、これのどこが濃厚なのぅ? 良くあるスイート・チリソースのような甘さを排し、唐辛子とニンニクの風味を前面に押し出したスパルタンな辛さにぼくは魅せられたわけで、コッテリとかコクがあるという表現とは遠いんじゃない?

「チリソース以上の辛さ」と意味不明な表現もあるけど、タイの代表的なチリソースというのは間違いないんだろう。タイのシラチャーという工業地帯で最初に作られたというから。
 でも、このソースを一番消費しているのはアメリカだと思う。ぼくが最初に買ったのもグアム島だった。英会話クラブの王子に聞いても、アメリカ人の大好きなソースだと証言してくれた。

 このチリソースの美味しさを島の皆さんに知っていただきたいな、と思って生協のカタログに載せてもらったんだけど、半年ぐらいかかったよ! その前にネットで購入して何人かに渡してみたけど、「美味しい」という答は皆無。
 アーティチョークといいシラチャーチリソースといい、ぼくの味覚がズレているんかなと思い始めていたんだけど、広島でホット・シラチャー・チリソースを見つけたよ! ちょっと自信を回復した広島一泊旅行だったね。


童話講座のお別れ会にて

2013年03月21日 | 童話


 春だからね、お別れの季節なのは覚悟していても、まさか童話講座とは! 福山、広島講座が閉鎖になるというので、お別れ会に招かれた。ぼくは破門された身なので招かれるのは意外ではあったけど、二度と会うこともない人との一期一会かもしれないなら万難を排してでも出席しようという覚悟はさせていただいた。でも当日は何にも予定が入らなくてラッキーといえばそうなんだけど、ぼくの存在意義が問われ、嬉し恥ずかしといったところか。

 お師匠さま以下12人といえば、イエスキリストと12使徒を思い出すけど、正にそれ。お師匠さまであるイエスキリストの弟子たちは、師匠の言葉を本当には理解していなかった。
「右のほほを打つ者には、左のほほも打たせよ。上着を奪うものには下着も与えよ」と諭されても理解はできなかった。ぼくたちも師匠の言葉を、わかっちゃいない。たぶん、何人かを除いては。

 
「分かってない」と真っ先に指弾されたのはぼくなんだけど、だからこそこのブログを読んだ人には同じ轍を踏んでもらいたくない。ぼくだって師の教えを聞いて理解はしているんだけど、意地にも似た変な自尊心があって作品の書き直しを潔しとできないばかりか、褒められることに懐疑的になってしまっている。つまり、自分に自信が無いんだろうな。
「根拠の無い自信こそが成功の秘訣」などと書いたことがあるけど、もう若くはない。アホな大人にはなったけど、賢い子どもになりたかった。いや、そうじゃない。アホな子どもになれるなら、たぶん童話が書けるはず。そうなれるよう、努力しよう。

丸形蛍光灯をLEDに交換したいのだが

2013年03月18日 | 暮らしの落とし穴
 さるご家庭では年末になると家中の蛍光灯を交換なさるというので、お抱え電気屋さんは大忙し? なんと、リッチなお宅は1年で蛍光灯を交換するのか、と驚いていたのも今は昔。最近の蛍光灯って、きっちり1年でスポイルされる。昔の蛍光灯はもっと長持ちしたような気がするけどなあ。不思議なのは、直菅タイプの蛍光灯は丸形よりずっと長持ちするということ。気のせいかなあ?

 うちの場合はできるだけ人感センサー付きのLED球に換えていっている。省エネ型蛍光灯と比べて消費電力が極端に少ないわけじゃないけど、消し忘れが無いので省エネにつながっているのは間違いないと思う。
 しかしシーリングライトのように、どうしても丸形の蛍光灯を使わないといけない所もあって丸形LED球を探しているけど、ホームセンターには置いてない。そのかわり直菅型のLEDが見つかったので、一月ほど前に取り換えてみた。

 LEDに換えた直菅型の蛍光灯は5年使っていたし、別の直菅型は3年が過ぎようとしているのに、ちらつく気配は無い。使用時間は丸形のと変わらないはずなのに、なんでだろ? 
 こういう体験から、メーカーは恣意的に丸形蛍光灯の寿命を短くして買い換え需要を狙っている、という結論を導くのは乱暴すぎるだろうか。あるいは価格競争のためにスペックを落とさざるを得ないのだろうか。どちらにしても丸形の寿命は短い気がする。

 丸形LEDはホームセンターに置いてないし電気屋さんに聞いても見たことがないという。最近までぼくもそうだったけど、ネットで検索したら売られているじゃないか。直菅型に比べて割高な気もするが。
 直菅型LED球に替えた当初は色に違和感を感じたけど、慣れてみたらどうってこと無い。ホームセンターに丸形LEDが売られていないのは不安要素だけど、丸形蛍光灯の寿命の短さを邪推しているよりは、思い切って買い換えた方が精神衛生に良かろうか。