大量のラッキョウをいただいたけど、これを全て漬けたとして、うちの家なら向こう十年分は保証できるんじゃないか。畑から掘り出したそのままなので、下処理を施していくうちに途方に暮れた。
会議の時間は迫ってくるわ、手のラッキョウ臭さは抜けないわで往生した。そんなスパルタンな目に遭いながら解決できた量は1kgほど。もう今日は止めだ!
ラッキョウは嫌いじゃない。桃屋の花ラッキョウなんて、やや甘口ではあるけど日本酒を飲みながらいくらでもつまめるほどだ。なので自分で漬けたこともあるけど、桃屋を超えることはできなかった。
なので自分で漬けるのを諦めていたけど、このところの中国食品に対する不興を考えると桃屋を買うのをためらったりする。地元の、生産者の顔が見える無農薬栽培のラッキョウをもらったんだから、これはもうなんとしても漬けるしかなかろう。
とはいっても、この量はどうよ。小さいのは選り分けてこれだから、どこまでやっても達成感が無いというか、肩は凝るわ包丁はちびるわで、もうやってられんとなる。
しかもラッキョウ酢だけで漬けたら、食い切れんぞ。ということで赤ワイン漬けとか味噌漬け、醤油漬けなんかも試してみようと思う。