らんかみち

童話から老話まで

落選の恨みを山田洋行に向けてみた

2007年10月29日 | 童話
 毎日毎日「やまだようこう、やまだようこう」と、うるさいぞテレビ! オレはその会社にわだかまりがあるんや、名前も聞きたくない! 
 と今日も事務次官の証人喚問をやっていたのでチャンネルを変えました。そしたら葉書が配達されてきて「あなたの童話作品は落選しました。また来年よろしく」と「やまだようこう」から審査結果が知らされたのです。

 まったくもう、結果はずっと前に知っとるっちゅうねん。青菜にマリネみたいなことしてくれて……と、差出人をよく読んだら「やまだようほう」と書いてあるじゃないですか。何べん読み返してみても「やまだようこう」ではなく「やまだようほう」=「山田洋行」ではなく「山田養蜂」なのです。

 いえね、いくらアホなぼくでも軍需商社とハチミツ屋さんを取り違えるわけありませんよ。わざと間違えるたりなんかして現実逃避しようと図ってみただけのことです。
 ところが入選者の欄に、かつて机を並べた蛍雪のライバルの名前を発見して、きっちり落ち込みました。

 くぅ~、あのお姉ちゃん、今頃は「山田洋行」を「山田養蜂」とわざと聞き間違えて「オッホホホホ~!」なんてほくそ笑んでいるんでるのかぁ。などと落選の逆恨みのよんどころ無い怒りを、山田洋行と元防衛事務次官に向けて発散したいぼくなのです。