
6日から8日まで3連休を取り札幌へ行ってきました。
8日は土曜で、9日と11日(祝日)は仕事をするので、この3連休のために年休などを取得したわけではありません。
ひさしぶりに美術館・ギャラリー巡りを満喫しようかと楽しみにしていましたが、訪れることができなかった展覧会がたくさんありました。
ご案内をくださった皆さまには、申し訳ありません。筆者も残念です。
あらためて、札幌は遠いと感じました。
概要のみ、先に記します。
6日
旭川でカギカッコギャラリーとGallery Jin に寄る。
Gallery Jin は、村山之都個展。キュビスムを踏まえつつ、さまざまな色が画面に乱反射する不思議な絵画。
札幌駅から道立近代美術館へ。
北海道151年目のヴンダーカンマー、風変わりな展覧会で、かなり長時間かかります。
同時に見逃してほしくないのが、西洋版画の名品。空知管内栗山町の詩人友田多喜雄さんが長年コレクションし、同館に寄贈したルオーやレジェなどの版画が並び、圧巻です。
ILA Gallery で森山大道写真展「美しい写真の作り方」。「北海道」などの風景やスナップとは異なる大道ワールド。販売もしています。
北海道教育大学 アーツ&スポーツ文化複合施設(HUG)で、山田大揮個展。山田さんと小田原のどかさんのギャラリートーク。
個展は10日まで。おすすめ。
7日
道立文学館。
砂澤ビッキの詩と本棚。ビッキのアートを、アイヌ民族や北方先住民族や北海道の大自然、といった視点からではなく、渋沢龍彦・シュルレアリスム・詩・彼が読んだたくさんの本という視角から解析する、斬新な展覧会。見たことのない彫刻も多数出ており、おすすめ。
グランビスタギャラリーサッポロ(札幌グランドホテル)で、加藤祐子ファイバーアート展 集積(~26日)。
ビストロカフェ + ギャラリー・オマージュで石垣渉展 水彩画の世界(~10日)。昨年のVOCA展出品作を道内初公開。
1時間ほど時間があったので、西28丁目のTSURU CAFE に15分だけ滞在し、
■澁谷俊彦個展 White Collection Best Selection(~11日)。
2時から道立近代美術館で札幌国際芸術祭2020の記者発表。
上遠野さんたちのすぐ後ろ、前から2列目に招待され、ちょっとビビりました。
市資料館で「ぽんち展」を見たあと、SIAF カフェで、記者発表のブログを急いで執筆。
大通公園を歩いて雪まつりをちょっとだけ見たあと、札幌デザイナー学院前庭に行くが、澁谷さんの「Snow Pallet」は雪に覆われていました。
SCARTS と、道庁前赤れんがの「サッポロ ユキテラス」に寄りました。
8日
本郷新記念札幌彫刻美術館のスライドショーに遅刻して行きました。
お昼から帰路につきました。
3日間で計13カ所。
(この項続く)