
北海道新聞の読者でお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、日曜と月曜の地域面がこの1カ月ほど、1ページ減っています。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、土日の催しがほとんどすべて中止になってしまったからです。
いくらかひまになったんじゃないかと思われるかもしれませんが、不思議なくらい実感がありません。
今月は、土曜日もなぜか毎週取材が入り、まだ2日しかちゃんと休んでいないまま、下旬に突入しようとしています。
全道版にも短い記事を何本も書いて出しており、さらに今月、地元で新型コロナウイルスの感染が次々と明らかになっており、振り回されています。
12日夕、突発的に北見に行ってきました。
北網圏北見文化センターで、第6回一水会北海道出品者展 (4月12~18日)を見ました。
絵画を見るのは久しぶりで、心がやわらぎましたが、受付のあたりにいた人たちのおしゃべりが会場内にまで聞こえてくるのにはちょっと閉口しました。「三密」はダメなんじゃないですかね。
ついでに本屋さんにも寄りました。
床面積のわりには、面陳ばかりで、ほしい本はあまり置いていないのですが、ついつい買ってしまいます。
森村泰昌『自画像のゆくえ』(光文社新書)
鶴岡真弓編『芸術人類学講義』(ちくま新書)
島尾 新『水墨画入門』(岩波新書)
柿木伸之『ヴァルター・ベンヤミン』(岩波新書)
ウンベルト・エーコ『永遠のファシズム』(岩波現代文庫)
井上達夫『普遍の再生 リベラリズムの現代世界論』(岩波現代文庫)
ペーパーバックばっかり。
しかたないけど。
最初の2冊はわりと新しい本ですが、筆者のツイッターのタイムラインではまったく話題になっていません。なぜかな。
最近、遠軽町図書館から借りて読んだのは次の2冊。
田沼建治『幻の北海道殖民軌道を訪ねる 還暦サラリーマン 北の大地でペダルを漕ぐ』(交通新聞社新書)
ロバート・A・ハインライン『夏への扉』(福島正実訳、ハヤカワ文庫SF)
どちらもおもしろかったです。
前者は50代以上が読むと胸に迫るものがあるでしょうし、後者は若い読者向けと思います。
『夏への扉』に比べると、一緒に借りたジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『星ぼしの荒野から』(同)は、盛り込まれた悪意の量がすごくて、すいすいと読み進むことができませんでした。
こちらも途中で挫折したレイ・ブラッドベリ『たんぽぽのお酒』(晶文社)を返却しに湧別図書館まで行ったら、入り口に
「21日から臨時休館」
の貼り紙がありました。
やれやれ。
2月末からの道の緊急事態宣言期間中も、湧別の図書館は、何事もなかったかのように開いていて、やっぱり利用者はあまりおらず、その
「いつもとおなじ感じ」
が好きだったのですが…。
ほんとは、滞在禁止・貸し借りのみ、でいいから、図書館は開けていてほしいのです。
子どもたちが休校で退屈しないように。
おとなたちが精神の平衡を失わないように。
閉館方針に文句を言ってもしかたがない。
坂本直行や須賀敦子などを借りてきました。
晶文社の「文学のおくりもの」シリーズでは、ほんとはナット・ヘントフ『ぼくらの国なんだぜ』とウィリアム・モリス『世界のかなたの国』を読みたいんだけど、見つかりませんでした。
出口に
「ご自由にお持ち帰りください」
という貼り紙の下に除籍本が並んでいて、以前話題になった『アメリカン・マインドの終焉』があったので、いただいてきました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、土日の催しがほとんどすべて中止になってしまったからです。
いくらかひまになったんじゃないかと思われるかもしれませんが、不思議なくらい実感がありません。
今月は、土曜日もなぜか毎週取材が入り、まだ2日しかちゃんと休んでいないまま、下旬に突入しようとしています。
全道版にも短い記事を何本も書いて出しており、さらに今月、地元で新型コロナウイルスの感染が次々と明らかになっており、振り回されています。
12日夕、突発的に北見に行ってきました。
北網圏北見文化センターで、第6回一水会北海道出品者展 (4月12~18日)を見ました。
絵画を見るのは久しぶりで、心がやわらぎましたが、受付のあたりにいた人たちのおしゃべりが会場内にまで聞こえてくるのにはちょっと閉口しました。「三密」はダメなんじゃないですかね。
ついでに本屋さんにも寄りました。
床面積のわりには、面陳ばかりで、ほしい本はあまり置いていないのですが、ついつい買ってしまいます。
森村泰昌『自画像のゆくえ』(光文社新書)
鶴岡真弓編『芸術人類学講義』(ちくま新書)
島尾 新『水墨画入門』(岩波新書)
柿木伸之『ヴァルター・ベンヤミン』(岩波新書)
ウンベルト・エーコ『永遠のファシズム』(岩波現代文庫)
井上達夫『普遍の再生 リベラリズムの現代世界論』(岩波現代文庫)
ペーパーバックばっかり。
しかたないけど。
最初の2冊はわりと新しい本ですが、筆者のツイッターのタイムラインではまったく話題になっていません。なぜかな。
最近、遠軽町図書館から借りて読んだのは次の2冊。
田沼建治『幻の北海道殖民軌道を訪ねる 還暦サラリーマン 北の大地でペダルを漕ぐ』(交通新聞社新書)
ロバート・A・ハインライン『夏への扉』(福島正実訳、ハヤカワ文庫SF)
どちらもおもしろかったです。
前者は50代以上が読むと胸に迫るものがあるでしょうし、後者は若い読者向けと思います。
『夏への扉』に比べると、一緒に借りたジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『星ぼしの荒野から』(同)は、盛り込まれた悪意の量がすごくて、すいすいと読み進むことができませんでした。
こちらも途中で挫折したレイ・ブラッドベリ『たんぽぽのお酒』(晶文社)を返却しに湧別図書館まで行ったら、入り口に
「21日から臨時休館」
の貼り紙がありました。
やれやれ。
2月末からの道の緊急事態宣言期間中も、湧別の図書館は、何事もなかったかのように開いていて、やっぱり利用者はあまりおらず、その
「いつもとおなじ感じ」
が好きだったのですが…。
ほんとは、滞在禁止・貸し借りのみ、でいいから、図書館は開けていてほしいのです。
子どもたちが休校で退屈しないように。
おとなたちが精神の平衡を失わないように。
閉館方針に文句を言ってもしかたがない。
坂本直行や須賀敦子などを借りてきました。
晶文社の「文学のおくりもの」シリーズでは、ほんとはナット・ヘントフ『ぼくらの国なんだぜ』とウィリアム・モリス『世界のかなたの国』を読みたいんだけど、見つかりませんでした。
出口に
「ご自由にお持ち帰りください」
という貼り紙の下に除籍本が並んでいて、以前話題になった『アメリカン・マインドの終焉』があったので、いただいてきました。
新聞で読みました。地域産業を支えてきた事業破産の情報はつらいですね。
地域で事業を継続するのは大変だと思います。今回のコロナウィルス感染拡大で輸入資材を調達できない。もろに影響してくるのですね。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響って、どんなところに出てくるのか、ほんとに予想もできません。
なんとか持ちこたえてほしいですが、日本政府の対応の遅さにはあきれています。