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越後妻有・再び十日町へ 06夏休み(32)

2006年10月04日 21時46分51秒 | 2006夏 越後妻有など
 ことしはバスツアーが来ないので、松代商店街としては3年前(前回のトリエンナーレ)よりも客は少ないらしい。それでも池田さんは「東京で個展をやるよりずっとお客さんが多い。こんなにたくさん見に来る人がいるとは思わなかった」と話していた。
 今回のトリエンナーレでは、何度も現地に下見に来ているが、総合プロデューサーの北川フラムさんもいっしょにまわってくれたという(当初から松代で発表するときまっていたわけではないので)。「わたしのような出品者にもつきあってくれるのだから、全員におなじことをしているのならすごい人」と池田さんは言う。
 池田緑さんはわざわざまつだい駅まで見送りについてきてくだすった。ありがとうございます。
 なんだかとても満ち足りた気分になって、かなりあわただしかったけど、松代地区を後にした。

 まつだい駅で電車を待っていると、地元のおばさんに「暑いですねえ」と話しかけられた。
「札幌から来てるんですけど、やっぱり地元の人でも暑いですかね」
「暑いですよ。こう天気が良くっちゃ。ゆうべ、星空がきれいでしたね。見ましたか」
「見ました、見ました。さそり座が北海道より高いですね」
06夏休み(27)参照)

 以上で、これまで長々と書いてきた「越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭」については、これでほぼ終わりだが、もう数エントリおつきあいください。

 十日町で45分間だけ時間があった。
 まだお土産を買っていない。
 駅の近くに「越後妻有交流館・キナーレ」という施設があり、トリエンナーレ全体の拠点になっているらしい。
 十日町の駅にはキヨスクもないし、駅前にお土産を売っているような店もない。
 歩いて行ってみることにした。


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