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町文化ギャラリーが新しくなっていた 2022年1月22日―東川へ、冬の旅(6)

2022年02月12日 11時30分48秒 | つれづれ日録
(承前)

 上川管内東川町文化ギャラリーに行ったら、内部がリニューアルされていました。

 北海道新聞などによると、2020年5月から昨年2月まで増築と改装を行っていたとのこと。
 収蔵庫などを、入口から右手のほうに増築するとともに、展示室の天井を高くしました。総工費は計5億8800万円。

 ほかに、気の付いた範囲で変わった点を挙げると

・従来は靴をぬいでスリッパに履き替えていたが、外履きのまま中に入れるようになった

・従来は町外の人がお金を入れる箱が置いてあったが、きちんとした受付がつくられ、お金を払うとチケットをくれるようになった。その後、時計回りの順路になっているのはこれまでと同様

・100円を追加するとコーヒーがつき、順路の最後にあるテーブルなどで飲める

・入り口附近のガラスケースに並んでいた古いカメラの陳列がなくなった

…といったところでしょうか。

 フォトフェスタのパネルディスカッションでは、写真家や評論家が作品の前にいすを並べて座談会を行い、聴衆は座布団を持って会場内を移動する―というスタイルが懐かしいです。今後はいすを持ち歩くことになるのかな。

 いずれにしても、新型コロナウイルスの感染拡大でフォトフェスタが中止になった時期をうまく活用したな~と感心します。


 広くなった展示室では、三つの展覧会が開かれていました。
 最後のパートは所蔵品展で、岡田敦さんがユルリ島で撮った野生馬の写真が並んでいました。
(残る二つについては、(7)(8)で紹介済みです)


 ひととおり見終わって、Oさんとコーヒーを飲んでいると、本日の主役である渡邉真弓さんが通りがかり、関係者を紹介してもらった上に、富士フイルムのカメラを差し出して、ホワイトバランスの調整方法を、図々しくも、教えてもらいました。
 真弓さんは筆者のカメラを持つなり
「ヤナイさん、(この設定にしているのは)もったいない」。

 というわけで、これまでいろいろなギャラリー内で撮った写真で色味のひどいのが頻発していた当ブログですが、今後は多少マシになると思いたいです。


過去の関連記事へのリンク
岡田敦作品―写真の町東川賞歴代受賞作家写真展「写真と冒険」 (2019)

第35回東川町国際写真フェスティバルに行ってきました (2017)





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