「2018年10月8日。赤平→滝川→新十津川→美唄→札幌」の記事でも少し触れた、滝川市一の坂西町2の「一の坂西公園」にあるモニュメント。
JRの列車に乗っていると、下り線で、滝川駅を過ぎたあたりで、右側(東側)の車窓から見えるので、ずっと気になっていた。
札幌芸術の森美術館で始まった「五十嵐威暢の世界」で、これが五十嵐さんが故郷の滝川に設置したパブリックアートであることを、初めて知った。
「Dragon Spine」は、龍の背骨という意味。
高さ21メートルで、コールテン鋼製。
かつて筆者は、旭川西武の前にある多田美波「座標」が道内で最大のパブリックアートではないかと書いたことがあるが、高さだけに限っていえば、こちらの方が道内で一番だろうと思われる。
2004年6月29日の北海道新聞空知版によると、
と語ったとのこと。
「ジャックと豆の木」が着想のもとになっているそうで、周囲に転がっている球体3個と半球9個は、五十嵐さんが豆をデザインしたベンチということらしい。
なるほど。
筆者は、最初に見たとき
「彫刻家というものは、一度はブランクーシの無限柱みたいなものを作りたくなるのかな」
などと思ったのだが、ジャックと豆の木ね。
たしかに柱は、不定形の葉が連なっているようにも見える。
高さ21メートルはビルの5~7階建て程度だと思う。
大都市の真ん中ならビルに埋没してしまうし、あまりに人里離れた場所なら誰にも見られないで終わってしまう。
滝川ぐらいの規模の地方都市にあるのが、ちょうど良いのかもしれない。
はじめから「ニョキニョキ」という愛称が別についているのが、おもしろい。
□五十嵐威暢さん公式サイト http://www.takenobuigarashi.jp/
■五十嵐威暢の世界 (2018年10~11月)
・JR滝川駅から約1.5キロ、徒歩20分
・空知中央バス「滝川駅前」から「深滝線(深川市立病院前行き)」「滝深線」に乗り「第一小学校」降車、約430メートル、徒歩6分
JRの列車に乗っていると、下り線で、滝川駅を過ぎたあたりで、右側(東側)の車窓から見えるので、ずっと気になっていた。
札幌芸術の森美術館で始まった「五十嵐威暢の世界」で、これが五十嵐さんが故郷の滝川に設置したパブリックアートであることを、初めて知った。
「Dragon Spine」は、龍の背骨という意味。
高さ21メートルで、コールテン鋼製。
かつて筆者は、旭川西武の前にある多田美波「座標」が道内で最大のパブリックアートではないかと書いたことがあるが、高さだけに限っていえば、こちらの方が道内で一番だろうと思われる。
2004年6月29日の北海道新聞空知版によると、
取り付け作業に訪れた五十嵐さんは「彫刻を見上げることで、子どもたちに大空に広がる未来や夢、可能性を膨らませてほしい。ジャックが豆の木に登ったように、勇気を持つことを伝えられれば」
と語ったとのこと。
「ジャックと豆の木」が着想のもとになっているそうで、周囲に転がっている球体3個と半球9個は、五十嵐さんが豆をデザインしたベンチということらしい。
なるほど。
筆者は、最初に見たとき
「彫刻家というものは、一度はブランクーシの無限柱みたいなものを作りたくなるのかな」
などと思ったのだが、ジャックと豆の木ね。
たしかに柱は、不定形の葉が連なっているようにも見える。
高さ21メートルはビルの5~7階建て程度だと思う。
大都市の真ん中ならビルに埋没してしまうし、あまりに人里離れた場所なら誰にも見られないで終わってしまう。
滝川ぐらいの規模の地方都市にあるのが、ちょうど良いのかもしれない。
はじめから「ニョキニョキ」という愛称が別についているのが、おもしろい。
□五十嵐威暢さん公式サイト http://www.takenobuigarashi.jp/
■五十嵐威暢の世界 (2018年10~11月)
・JR滝川駅から約1.5キロ、徒歩20分
・空知中央バス「滝川駅前」から「深滝線(深川市立病院前行き)」「滝深線」に乗り「第一小学校」降車、約430メートル、徒歩6分