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北海道美術ネット別館

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門田修充「澤本楠弥開拓記念碑」(北見) 寒い連休(33)

2021年06月29日 07時56分13秒 | 街角と道端のアート
(承前)

 北見市北光の北光八幡神社境内にあるもう一つの碑のレリーフです。
 こちらは、北見ブックレット第13号「北見の彫刻・彫像MAP」によると、作者が「門田修充」となっており、次のように書かれています。

 門田は、1945年(昭和20年)高知県本山町生まれ。大阪芸術大学卒、同講師。
 高知県展立体作品部門審査員で県展功労者。国内外の美術展に多数出品している。

 澤本は、北光社の2代目社長。坂本直寛、前田駒次らとともに高知から北見開拓のため来北し、尽力した。特に、前田と進めた鉄道敷設運動は、北見発展の足がかりとなる功績を残した。




 この右側の碑です。
 揮毫は、橋本大二郎高知県知事です。

 北光社は高知県人が中心であり、北見と高知とはいまも強いつながりがあるのです。

 前項の坂本直寛は、ほどなくして浦臼、旭川、札幌へと転じていったので、北見に残って開拓を指揮したのは、この沢本楠弥と前田駒次だったようです。

(なお、前田駒次の立像は、北見市中心部の屯田公園にあります)

 現地には、次のような説明板もあり、訪れる人の理解を助けています。










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