STV北2条ビルのロビーでは、3週間ごとに、道内の美術家の個展を開いている。
書家の登場は、今回が初めてとのこと。
樋口雅山房さんは札幌の書家。
墨象という分野で活動しているが、それ以外にも、パフォーマンスや、服飾デザイナーとのコラボレーションなど、手広く活動している。
初めての書家登場ということで、樋口さんはおそらく、書壇の中でしか評価・鑑賞されない作品ではなく、わりと読みやすくて、幅広く鑑賞されるめでたい文字を選んだのではないかと思う(そのへん、ちゃんと聞いてくればよかった)。
手前の軸には「あした天気になあれ」とある。
この、ひらがなの「に」を読めない人が多いんだよなあ、最近。
2階にも、板に記した文字が。
漢字の起源が絵にあることがよくわかる。
2011年2月7日(月)~27日(日)9~6時(土、日、祝~4時)、会期中無休
STV北2条ビルエントランスアート(札幌市中央区北2西2)
□http://www.h7.dion.ne.jp/~gazanbou/
■第23回北海道墨人展(2009年)
イーアスの回転寿司店に樋口雅山房さんの書画
■第9回北の墨人選抜展(2008年)
■第20回北海道墨人展
■墨人・樋口雅山房の世界(2003年)