北海道美術ネット別館

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■第23回北海道墨人展 (4月26日まで)

2009年04月25日 22時05分59秒 | 展覧会の紹介-書
 太い筆を使って文字を書く墨象の団体。札幌墨象会と異なり、1文字作品が大半です。
 また、今回だけの特徴かもしれませんが、墨の潤渇を駆使した作品がほとんどなく、たっぷり黒々とした作品ばかりなのも特徴だと思います。

 めずらしいのは樋口雅山房さん(札幌)「一休禅師狂雲集より」。三双六曲の屏風仕立ての行書です。この展覧会では異例の作です。
 照井心磊さん(旭川)「真如」は、右方向への余韻を漂わせています。
 馬場怜さん(後志管内余市町)「鬼」は、硬い線が独特。筆以外の道具を使ったのでしょうか?
 大田暁雲さん(江別)「壁」は、にかわとも異なるユニークな墨色で目を引きました。山崎貫二さん(登別)「燕」も同様です。 


2009年4月22日(水)-26日10:00-18:00(最終日-16:00)
札幌市民ギャラリー(中央区南2東6)


第9回北の墨人選抜展(2008年9月)
第21回北海道墨人展(2007年)
第20回北海道墨人展
第16回北海道墨人会(2002年4月8日の項)




・地下鉄東西線「バスセンター」駅10番出口から徒歩4分
・ジェイアール北海道バス、中央バス、夕鉄バス「サッポロファクトリー」から徒歩7分(ジェイアールバスと中央バスは、札幌駅から現金のみ100円)
・中央バス「豊平橋」から徒歩9分(月寒、清田、平岡方面から来る人は、これもひとつの手)


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