
札幌彫刻美術館友の会の橋本信夫会長からメールをいただきましたので、転載します。
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> 平成22年8月25日
> シンポジュウム 2010【北の彫刻】開催実行委員会のご案内
> シンポジュウム実行委員会
> 代表 橋本信夫
> 趣旨
国際文化都市サッポロに散在する野外彫刻を通じて地域社会の活性化、芸術文化の向上、文化遺産の保全、都市美化運動の推進などを目指した市民活動の一環として、中島公園の彫刻《木下成太郎像》を巡るシンポジュウム【北の彫刻】の実行委員会を下記により開催いたします。
> 記
> 日時:平成22年9月1日(水)13時30分〜15時30分(約2時間)
> 場所:中島公園体育センター1階会議室
> 経緯:中島公園には10体の野外彫刻が設置されている。当会では平成19年秋以来、周辺の住民とともにこれらの彫刻の調査と清掃を実施してきた。
これによって彫刻家朝倉文夫作のブロンズ《木下成太郎像》が設置後約70年を経た戦前の名作で、しかも日本美術史や郷土史の上でも重要なことが判明した。
> 今回は本道選出の戦前の衆院議員で武蔵野美術大学と大東文化大学の創立者木下成太郎に焦点を当て、以下のプログラムを実施する。
(梁井註:以上は「友の会」実行委に向けての文面、以下がシンポジウムの概略です)
> 開催日時:平成22年10月17日(日)
> 場所:中島公園、 シンポジュウム会場:パークホテル
> プログラム:
> 第Ⅰ部 中島公園の野外彫刻群の清掃
> 日時:平成22年10月17日(日)午前10時〜12時
> 《木下成る太郎像》と周辺の4作品
> 第Ⅱ部 朝倉文夫作《木下成太郎像》の鑑賞
> 日時:平成22年10月17日(日)午後1時〜1時半(30分)
> 場所:中島公園《木下成太郎像》前 解説長峰慰子(友の会会員)
> 第Ⅲ部 シンポジュウム2010【北の彫刻】 入場無料
> 日時:平成22年10月17日(日)午後2時〜5時
> 会場:札幌パークホテル地下1階「パークプラザ」
> 国際的に旺盛な創作活動を展開している彫刻家黒川弘毅氏の基調講演を中心に、本道の発展と日本の芸術文化振興に尽瘁した政治家木下成太郎の功績(亀谷隆氏)、都市の視点から見たパブリックアートの問題点(坂井文氏)、彫刻家朝倉文夫の芸術(高橋淑子氏)などを紹介し、フロアーを交えて討論する。
> 基調講演:黒川弘毅 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科教授
> 「屋外に設置されたブロンズ彫刻の保存について」
> パネラー:亀谷 隆 北海学園大学非常勤講師
> 「木下成太郎の事跡」
> 坂井 文 北海道大学大学院工学研究科准教授
> 「都市と野外彫刻」
> コーデネーター:高橋淑子 札幌彫刻美術館友の会会員
> 「朝倉文夫の芸術」
すこし補足します。
朝倉文夫は日本の近代美術史に残る彫刻家です。文展の第2~5回に続けて、当時の彫刻ではトップ入賞を果たしています。
もうひとつ重要なことがあります。
実は、戦前から今までそのまま残っているブロンズ像というのは、数が少ないのです。
ご年配の方はご存知でしょうが、戦争中に金属供出の憂き目にあったためです。
戦前作られた野外彫刻で現在たっているのは、戦後の改鋳であるという例もかなりあります。
この像は、中島公園の中でも目立たない、緑の中にあります。
あるいはそれで、金属供出をまぬかれたのかもしれません。
なんと、札幌彫刻美術館が1997年にまとめた「北海道の野外彫刻マップ」には載っていないのです。
□「中島パフェ」の関係ページ http://joyfulclub.hp.infoseek.co.jp/dekigoto/choukokuseisou6/index.html
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> 平成22年8月25日
> シンポジュウム 2010【北の彫刻】開催実行委員会のご案内
> シンポジュウム実行委員会
> 代表 橋本信夫
> 趣旨
国際文化都市サッポロに散在する野外彫刻を通じて地域社会の活性化、芸術文化の向上、文化遺産の保全、都市美化運動の推進などを目指した市民活動の一環として、中島公園の彫刻《木下成太郎像》を巡るシンポジュウム【北の彫刻】の実行委員会を下記により開催いたします。
> 記
> 日時:平成22年9月1日(水)13時30分〜15時30分(約2時間)
> 場所:中島公園体育センター1階会議室
> 経緯:中島公園には10体の野外彫刻が設置されている。当会では平成19年秋以来、周辺の住民とともにこれらの彫刻の調査と清掃を実施してきた。
これによって彫刻家朝倉文夫作のブロンズ《木下成太郎像》が設置後約70年を経た戦前の名作で、しかも日本美術史や郷土史の上でも重要なことが判明した。
> 今回は本道選出の戦前の衆院議員で武蔵野美術大学と大東文化大学の創立者木下成太郎に焦点を当て、以下のプログラムを実施する。
(梁井註:以上は「友の会」実行委に向けての文面、以下がシンポジウムの概略です)
> 開催日時:平成22年10月17日(日)
> 場所:中島公園、 シンポジュウム会場:パークホテル
> プログラム:
> 第Ⅰ部 中島公園の野外彫刻群の清掃
> 日時:平成22年10月17日(日)午前10時〜12時
> 《木下成る太郎像》と周辺の4作品
> 第Ⅱ部 朝倉文夫作《木下成太郎像》の鑑賞
> 日時:平成22年10月17日(日)午後1時〜1時半(30分)
> 場所:中島公園《木下成太郎像》前 解説長峰慰子(友の会会員)
> 第Ⅲ部 シンポジュウム2010【北の彫刻】 入場無料
> 日時:平成22年10月17日(日)午後2時〜5時
> 会場:札幌パークホテル地下1階「パークプラザ」
> 国際的に旺盛な創作活動を展開している彫刻家黒川弘毅氏の基調講演を中心に、本道の発展と日本の芸術文化振興に尽瘁した政治家木下成太郎の功績(亀谷隆氏)、都市の視点から見たパブリックアートの問題点(坂井文氏)、彫刻家朝倉文夫の芸術(高橋淑子氏)などを紹介し、フロアーを交えて討論する。
> 基調講演:黒川弘毅 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科教授
> 「屋外に設置されたブロンズ彫刻の保存について」
> パネラー:亀谷 隆 北海学園大学非常勤講師
> 「木下成太郎の事跡」
> 坂井 文 北海道大学大学院工学研究科准教授
> 「都市と野外彫刻」
> コーデネーター:高橋淑子 札幌彫刻美術館友の会会員
> 「朝倉文夫の芸術」
すこし補足します。
朝倉文夫は日本の近代美術史に残る彫刻家です。文展の第2~5回に続けて、当時の彫刻ではトップ入賞を果たしています。
もうひとつ重要なことがあります。
実は、戦前から今までそのまま残っているブロンズ像というのは、数が少ないのです。
ご年配の方はご存知でしょうが、戦争中に金属供出の憂き目にあったためです。
戦前作られた野外彫刻で現在たっているのは、戦後の改鋳であるという例もかなりあります。
この像は、中島公園の中でも目立たない、緑の中にあります。
あるいはそれで、金属供出をまぬかれたのかもしれません。
なんと、札幌彫刻美術館が1997年にまとめた「北海道の野外彫刻マップ」には載っていないのです。
□「中島パフェ」の関係ページ http://joyfulclub.hp.infoseek.co.jp/dekigoto/choukokuseisou6/index.html