美術展の会場で、携帯電話やカメラで写真を撮って、係員から注意される-という光景をたまに見かける。
制止されればほぼすべての人がただちにやめるのだし、撮影した写真を使って商売の種にしようというわけでもないだろうから、そんな程度の対応がいちばんいいと思う。展示室の入り口で厳重な荷物検査をするほどの問題ではないだろう。
ストロボやフラッシュを使って写している人は、さすがにほとんど見ない。
おぼえているのは、もう20年ほど前、ルーブル美術館で「モナリザ」を、バシャバシャとストロボを発行させながら撮っていたイタリア人観光客の一団だ。
だいたいにおいて、イタリア人の集団は騒がしいので、あまり美術館向きではない(偏見ですね、すみません)。
ちなみに、ルーブルは、著作権の切れた作品しか所蔵していないので、撮影自体を制止されることはない。
近年は欧米の美術館では撮影可能なところもけっこうあるらしい。
言うまでもなく、美術館のストロボは禁止である。
ほかの客の、鑑賞の妨げになることおびただしい。
また、強い光は絵画などの褪色のもとになる。
ところが最近、美術館でストロボを光らせまくって写真を10枚以上撮っている男がいた。
「オホーツク美術展」という、この地方の団体公募展の会場である。
わたしは本人に注意したが、彼は
「主催者が撮っていいと言ってるんだ」
と主張し、まるで話がかみあわない。
あきれてしまった。
さらにもう1度、ストロボを使って写真を撮っている人に、おなじ美術館で出くわした。
作品を撮っているのではなく、市職員の仕事として、アーティストトークの様子を撮影しているらしい。
開いた口がふさがらなかった。
先日のオホーツク美術展で、注意しても理解してもらえなかったのも道理だ。
この地方には、美術館でストロボを使ってはいけないという常識は存在しないのだ。
わたしは、どうしたらいいのだろう。
しょせんその程度の田舎だ-と、切って捨てるのは簡単だけど、そういうことはしたくないし、そもそも何の解決にもなるまい。
ただ、ストロボを美術館で発光させないということは、たとえば
「風呂に入るときは、身に着けているものをすべて脱ぐ」
「飲食店で飲み食いしたらお金を払う」
のとおなじくらい、当たり前のことだと思っていたのだ。
制止されればほぼすべての人がただちにやめるのだし、撮影した写真を使って商売の種にしようというわけでもないだろうから、そんな程度の対応がいちばんいいと思う。展示室の入り口で厳重な荷物検査をするほどの問題ではないだろう。
ストロボやフラッシュを使って写している人は、さすがにほとんど見ない。
おぼえているのは、もう20年ほど前、ルーブル美術館で「モナリザ」を、バシャバシャとストロボを発行させながら撮っていたイタリア人観光客の一団だ。
だいたいにおいて、イタリア人の集団は騒がしいので、あまり美術館向きではない(偏見ですね、すみません)。
ちなみに、ルーブルは、著作権の切れた作品しか所蔵していないので、撮影自体を制止されることはない。
近年は欧米の美術館では撮影可能なところもけっこうあるらしい。
言うまでもなく、美術館のストロボは禁止である。
ほかの客の、鑑賞の妨げになることおびただしい。
また、強い光は絵画などの褪色のもとになる。
ところが最近、美術館でストロボを光らせまくって写真を10枚以上撮っている男がいた。
「オホーツク美術展」という、この地方の団体公募展の会場である。
わたしは本人に注意したが、彼は
「主催者が撮っていいと言ってるんだ」
と主張し、まるで話がかみあわない。
あきれてしまった。
さらにもう1度、ストロボを使って写真を撮っている人に、おなじ美術館で出くわした。
作品を撮っているのではなく、市職員の仕事として、アーティストトークの様子を撮影しているらしい。
開いた口がふさがらなかった。
先日のオホーツク美術展で、注意しても理解してもらえなかったのも道理だ。
この地方には、美術館でストロボを使ってはいけないという常識は存在しないのだ。
わたしは、どうしたらいいのだろう。
しょせんその程度の田舎だ-と、切って捨てるのは簡単だけど、そういうことはしたくないし、そもそも何の解決にもなるまい。
ただ、ストロボを美術館で発光させないということは、たとえば
「風呂に入るときは、身に着けているものをすべて脱ぐ」
「飲食店で飲み食いしたらお金を払う」
のとおなじくらい、当たり前のことだと思っていたのだ。
大学の付属高校全校から希望者が行ける
海外研修がありまして、アンカレジ経由
でほぼ24時間かけてヨーロッパ行きました。
大英博物館・ルーブル美術館・ベルサイユ
宮殿など行きましたが、撮影禁止とかは
無かったですね。ただ、ルーブルだと
思いますが、モナリザに係員がいてストロボ
撮影している人には、「ノンフラッシュ
プリーズ」言っていた記憶が。
アマでも写真やっている人ならば、絵画が
褪色するので、ストロボ使用禁止知って
いるとばかり思ってましたが、最近は
その常識も通じなくなっているのでしょうか?
以前展示している漫画家の生漫画原稿撮る
作業しましたが、絵画とは違いますけど、
高感度フィルム使って、ストロボは使い
ませんでした。
日本の博物館では普通撮影禁止ですが、奈良
の国立博物館行った時、書類書いて首から
許可票ぶら下げれば、博物館所有のみの仏像
とか撮れるの初めて知りました。ここは
素晴らしいなと思いました。もちろんストロボ
禁止です。
しかし地方によって、その常識通じない事
あるのですねえ。
最近の博物館、美術館では展示内容によりますが、常設展では撮影可能な所が結構ありますね。
それはさておき、札幌でも大規模な公募展では、フラッシュ撮影している人は本当に多いですよ。
それと同時に、私はシャッター音(特に携帯の撮影音)が無神経すぎると思っています。
誰も問題視していないのが不思議ですね。目はつぶれますが、耳はふさげませんから。
SHさん、いつもどうもです。
撮影はOKのところは最近けっこうありますし、サコナさんのおっしゃるように、簡単な申請さえすれば、腕章つきで認めてくれるところも多いです。
問題はストロボやシャッター音ですよね。
褪色うんぬんという以前の問題だと思うんですよ。
周囲で見てる人のことを考えないのですかね。
私も相当な数、ギャラリーの会場風景や作品写真を撮っていますが、見に来ている人の妨げにならないように気をつけているつもりです。
(とはいえ、もしヤナイのせいで、気が散ったという方がいらしたらごめんなさい)
コンパクトカメラやケータイの「ピピッ」という音も本当に無神経ですよね。
あれは、ちょっといじれば音が出なくなるようにできるのに、なんでやらないんだろう。