北海道美術ネット別館

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名畑八郎「花の輪と和」 百合が原公園(1)

2009年07月19日 04時56分48秒 | 街角と道端のアート
 
 北区の百合が原公園には、1986年「さっぽろ花と緑の博覧会モニュメント」として建てられ、そのまま現在まで伝わっている立体が4基あります。
 札幌彫刻美術館が出している「野外彫刻ガイド」にも収録されており、わりと有名だとは思われますが、四つのエントリで順次紹介していきます。

 公園内の看板にはつぎのように書かれています。

菊のつぼみが大輪の花になるところをデザイン




 正面からと横からではまったく形状が異なるのが、この作品のおもしろいところだと思います。
 横から見ると、道立近代美術館が所蔵している、ゆらゆら動く金属彫刻作品みたいでもあります。

 なお、上の画像の左下に見える横線は、「リリートレイン」の線路です。




 名畑さんは、ググってみると、広告マンらしいのですが、はっきりしたことはわかりません。
 展覧会などでは名前を見たことがないのですが。


(この項続く)


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