ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

ネット匿名犯。

2013年02月11日 | とんでもない!
 現在の様なネット社会になって、早や20数年が過ぎたのか、最近のスマホブームも併せて、より気軽に何処からでもインターネットへの接続、書き込み、情報告知が可能となったためもあって、より高度?なネット犯罪や匿名での嫌がらせや中傷、誹謗なども含めた犯罪が多発している様である。

 昨日逮捕されたサイバー犯と呼ばれるネットおたくの容疑者だけでなく、時間と暇をもてあましてか他人の中傷や誹謗、そしてデマ情報や好き勝手な匿名性ならてぜはの「愉快犯」ている的書き込みやプライバシーの侵害を平気でやっているネットの中の世界が益々助長していると言われている。

 先日も私の友人のジャーナリストがネット上のブログで尖閣をめぐる領土問題に言及したて私信を発したら、ともかく相当数の誹謗、中傷としか言えない様な書き込みが集中し、「死ね」とか「日本から出て行け」とか一方的な批判と言うより、嫌がらせ的匿名記入が集中したというのである。

 決っして彼は日本や中国の一方的な領有権を支持する意見を記したわけでもなく、一人のジャーナリストとして客観的な批評や考え方の基本を示しただけなのだが、一文の特定の箇所だけに反応した匿名の輩が、とても低次元の誹謗や中傷を繰り返して「嫌がらせ」をしたに過ぎないのである。

 彼はとんでもない嫌な気分に苛まれたと思えるが冷静に、その原因となる文章の真意を再び伝えると共に、匿名で中傷、誹謗する人たちへ冷静に、その背景と間違いを正すという言論者としての真摯な姿勢で対応したので、その様な書き込みは急減したというのであった。

 しかし、世界に容易に繋がるネット社会の何処にでも、全ったく見ず知らず野匿名の読者や勝手にリンクをはって見守る人がいて、「なるほどこういう考えや意見もあるのだ」という様に他人の意見や見解を見たり覘いたりするのは自由なのだが、その一部にとんでもない悪意を感じてか反応し、全ったく知らない他人に対して、とんでもない罵詈雑言や「殺す!」とか「失せろ」とか人権侵害や無視の言葉を浴びせたりするのである。

 私自身もネット上でのブログをこのように記していると、やはりコメントとして匿名の輩からとんでもない誹謗、中傷を受けることが時折あるので、ブログでの特に政治的課題や差別的意見については慎重かつできるだけ断言や断定は避けて書くことを心がけているつもりなのだが、やはり一部の言葉や思い込みで、ご自分の考えや意見と違う面に強く反応してか、お怒りと言うべきかとんでもなく感情をむき出しにした様なコメントをいただく場合があるのである。

 その時は本当に心が痛み、しばらくはブログを書くことすら嫌になったりするのだが、失礼ながらそのコメントに限り消去して心を整理する期間をおいて、再び元気を取り戻すことができるのである。

 今回の逮捕されたサイバー犯の真の狙いや目的は知る由もないのだが、ネットおたくや猫にチップをつけていたとか、やはり時間を仕事や友人との交流や楽しい目的に使用しないどころか、本人にとっては警察や他人をあざ笑ったり「ざまぁみろ」という感じの挑戦的思いで、インターネットを通じて寂しさや孤独な日々を忘れ、自分のネットやパソコンの技術的知識や経験を生かして、他人のパソコンに侵入したりして、犯行を繰り返していたらしく、たぶん「愉快犯」とでも言うべき彼にとっては日常だつたのだろうと推察できるのである。

 今回の事件に関わらず、スマホや携帯電話、そしてワイファイなどの発達で、誰でも何処でもネットと接続できて、自分の思いや写真などの情報もすぐに投稿したりネット上にアップできる現代になっているので、電車の中だけでなく至るところでスマホをいじっている若者や多様な人物を目にする日々に、あまりにも気軽に自分の身辺や中には友人、知人のプライバシーを侵害しかねない情報や写真などをフェイスブックなどに掲載している人がいて、悪意のない限りは気にはならないけれど、一つ間違えば他人の逆な謗りや批判、嫌がらせに繋がらないとも限らない事情も増えている様に感じている。
 要注意である。



 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする