「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

他人ごとではありません

2014年11月10日 | 日記


先日頂いたレモンの一つを、保存用にと「はちみつ漬け」にしました。
冷蔵庫で保管して、しばらく温かいレモネードを楽しみます。


「今訂正の文書を200通郵送しなおしたところなの~」
電話の向こうから聞こえてきた悲鳴です。
名前を間違えて印刷したことに気が付いたということ。
失敗のないほうが不思議なくらいの、お忙しい方です。
目まぐるしいさなかの間違いだったのでしょうね。


こういう話は私も他人ごとではありません。
見直したつもりでも、誤字脱字、
最近はPCですから、誤変換が危険です。

実際に印刷する文書はかなり注意をしますが、
急いで更新したりするブログは、
そのままネットに飛び出して行ってしまうことも多々あり。

ご親切な読者の方が、メールでそっと教えてくださることも。
ありがたいことです。
何しろ手元ばかり見つめて、キーをたたいていますから、
私は「誤変換の名手」でございますので。
自慢になりませんね。

ちなみに先日の誤変換をご紹介しますと、
「魅力的」というところを「魅力滴」と。
なんでそうなるのでしょうね。
でもあとで考えて、「魅力が滴る」の方が面白いかもと、
一人で笑ってしまいましたが。

名前を間違えることだけは、笑い話では済まないので、
これだけは何度も確認して本当に気をつけています。
大切な文書は、ほかの人に読んでいただいてからでないと安心できません。

はずかしながら、私のブログは、
かなり間違い探しの楽しめるブログですので、
笑ってすまされない間違えを見つけてくださった時は、
どうかよろしくお願いいたします。

メッセージでそっと教えてくださいませ。




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東京駅から日本橋高島屋への道

2014年11月09日 | 日記


日本橋高島屋の紙袋。
入れて持ち帰ったのは、小峠丹山作「オランダ写ブドウ絵鉢」
先日ぶらりと覗いた個展で、思わず手が出てしまった鉢。
いつの日かお目見えすると思うけれど、
デビューの時を待つ器がまた一つ増えた。

「箱ができました」と連絡が入ったので、出先から寄ってみることに。
東京駅の八重洲口から歩いて日本橋高島屋までむかった。

若いころの一時期、確かこの道は何度か通った思い出が。
目的は百貨店ではなかったはず。

何だったのだろう。
近くまで来て目に飛び込んで来た「MARUZEN」の看板。
そうだった、丸善に通ったのだ。
もう三十年以上も前だと思う。
そのころ、そこには別の店にはないものがあったのだろう。
ちょっと先端の物が手にできると、通ったのだろうか。

でも、
何かもう一つ目的かあったようにも・・
そう、ちょっと気に入った「喫茶店」だったかも。
気に入ったというよりも、通り道にある「てごろな」だったかもしれないが。
そこでいつも同じ人と待ち合わせしたような。
男性ではなかった。
そうなると親友の彼女かな。
そんなこと聞いたら、
「別の人じゃなあい」と笑われそうにも思う。

遠い思い出が、小説の中の一ページのように、
現実とも、物語の一節ともつかないままに、
歩く道すがら胸をいっぱいにした。

「品物は送りましょうか、お持ちかえりになりますか?」
そんなに重くないので、気をつけて持ち帰ることにした。

デパートのエントランスにはもう、クリスマスツリーが。
今年の思い出作りも、あと少しになった。




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近くて遠い所だったけれど

2014年11月08日 | 日記

スカイツリーの展望台に初めて上ることができました。

いずれ上ってみようかしらと思っていましたが、
何時でも上れると思うと、意外と実現しないものです。
とても古い話になりますが、東京タワーがそうでしたから。

今日はなんとはとバスのコースで行って来ました。
趣味を通しての仲間との親睦会として実現したのです。

コース自体は、私には地元巡りのようなものですが、
一か所だけ、初めての場所があったというわけです。

箱庭のような景色を眺め、

ガラスの床から下を覗き、



外に出ては、寝ながら写真が撮れるという場所で、



こんな風にして写真まで撮りました。
(このようなな写真を撮られているとは気づかず・・・)

撮った写真がこれです。



ついでに口を開けて上を見上げている仲間もお撮りしました。



ひょんなことから制覇できた、スカイツリーの展望台です。
これて私も人並みに「上りましたわよ」と言えるでしょうか。
東京タワーの時と違って、
早くいかないと行きそびれるおそれがありますからね。

おまけです。
有料ですが、こんな写真も撮りました。






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青いレモン

2014年11月07日 | お茶三昧



お庭で収穫なさったという「レモン」をたくさんいただきました。
あまりにきれいなので、ちょっとテープのの上に飾っています。
みずみずしい青いレモン。
「~幼馴染の思い出は~」
そんな古い歌が浮かびます。知ってます?

昨日は熟年組さんと一緒に若い方がお稽古でした。
そそとした初々しいお点前でお茶を頂きながら、
熟年組さんたちから出た言葉は・・
「手がきれいですね」
「自分の手が恥ずかしくて見せられません。」

本当に、色白の肌で、するりとした長い指に、皆さんうっとりです。

「私たちもあんな時代があったのかしらね。」
「私は色は若い時から黒かったけれど・・」
そんなギャラリーの感想をニコッと受け流して、
20代のその方のお点前は続きましたが。

いつもお稽古をしていて、私もつくづくうらやましいと思っています。
そんな白い手で、お釜の蓋を取りながら、「あっ熱いい!」
なんていわれると、
「あらあら気をつけてね~」なんて言葉も出てきてしまいます。
その肌は「青いレモン」のごとくです。

熟年の方がそんなことを言っても、
「握力が弱ってますからね。しっかりもってくださいね。」と。
悲しいかな、違った憐れみを掛けられてしまうのが落ちですね。

少し寒くなってお湯を使うことが多くなり、手が荒れるようになると、
帛紗が指に触れるカサカサという音が、ほんのかすかでも気になります。

炊事の後の手のお手入れが、欠かせなくなりました。




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三館制覇の誘いが

2014年11月06日 | 日記



「三館制覇…は無理と思ったのですが、チラシを見たら欲が出ました。乞う、ご検討!」

先日一緒に美術館の梯子をした友人からこんなメールが。

「望むところです!」
チラシに踊らされたわけでもありませんが、
魅力的な企画の展示に、私もできたらと考えていたところ。

早速小さな手帳とにらめっこで、スケジュール調整です。
格好つけているのではなくて、
貧乏暇なしで、急な予定はなかなか入れにくいのですよ。

一日は稽古のない日でお互いの都合の良い日が見つかりました。
もう一日は、午前中は勉強会、夕方からオペラ鑑賞というダブルの日に、
その間の午後に詰め込むことになりました。

窮余の策のトリプルプレー。
絶対に「オペラ」は寝てしまいそうです。

予定通りに制覇できましたら、ご報告しますね。





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来年は小さくしました

2014年11月04日 | 日記


来年の予定がいろいろと決まって、
手帳がもう今年の物では間に合いません。

そこで手帳を買ってきました。
そろそろどこからかいただく時期なのですが、
毎年そういうものは使わず、
ここ数年はこだわりのグッズを予約して使っていました。
しかしそれらは値段も高いし立派すぎて、
とにかく持ち歩きには重かったり、
小さなバックには入らなかったりで、不便だということに落ち着いて。

時には、使うのがもったいないと、
これは観賞用とか、保存用などと言って家に飾ってあるだけで、
有ろうことか、手帳にあるまじき扱いをしていたりしました。

それにいつも買うそのクッズなる手帳は、
来年用が発売になる兆しがありません。

こんなことではと、いろいろと考えて、
先日、靴の修理をしてもらっている間の待ち時間に、
ちょっと東急ハンズで探してみました。

そこで選んだのがこれです。
とにかく一番小さくて軽い手帳です。
予定が書ければよいのです。
携帯にメモるということも考えましたが、
私たちの年齢になるとそんなに簡単な作業ではなく、
かえって面倒なのですよね。
時々一瞬にして消してしまう危険もありますし。

ご覧のようにマウスと比べてもそんなに大きくないでしょう。
これなら携帯電話とひと組にして、いつでも持って歩けそうなので。

一つだけ心配なのは、小さすぎて見失わないかということですが。



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どちらも最終日

2014年11月03日 | 日記

根津美術館の紅葉


文化の日の一日は、今日が最終日という美術展を二つ制覇しました。
先日同じコースをすでに体験したという方が。
負けじと私も挑戦して参りましたよ。

午前中は混雑の予想される「菱田春草展」に。
九時半に着いた時はすでに、開館を待つ人の長い列ができていました。

見ごたえのある作品を100点ほど見ましたが、
やはり晩年の「黒き猫」は期待を裏切りませんでした。
三十代で夭逝したことが本当に残念です。

午後は根津美術館の「「名画を切り、名器を継ぐ」へ。
ランチの時間は足の復活のために丁度良いインターバルで。

美術館では庭のお茶室で、お茶会も行われていたようでした。
文化の日ですものね。

どちらも、気になっていた特別展なので、
十分に余裕をもって、見に行ければよかったのに、
結局は最終日に駆け込むことになりました。
でも駆け込んででも見ることができてよかったと思いました。
次のチャンスがあるとは限りませんものね。

先日徳川美術館の茶席の床で見た、「瀟湘八景図」の別景に出会えたのは、
記憶に新しかったので、嬉しくなってしまいました。

というわけで、足と目を酷使した一日でしたが、
大満足の「文化の日」になりました。



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外を歩いてみれば

2014年11月02日 | 日記


来年の二月に、社中だけでの新年顔合わせの親睦茶会をします。
新年とも言えない時期ですが、
先日外でのお茶会をしたばかりなので、少し間を開けることに。

例年使わせていただくお茶室に、本日予約を取りに行きました。

バスを降りると、紅葉した木々と足元の落ち葉が、目に飛び込んできました。
いつもよりひと月ほど遅く訪れたせいか、公園はすっかり秋に包まれていました。

我が家の周りはまだまだと思っていましたが、
外へ出見ると、いつの間にかあたりは秋一色に染まっていた事に気が付きました。
今年は秋が早く来て長いとか。
まだまだ昼間の温かさに、外出着に悩んでいますから。


隣の市の公園内にある茶室ですが、
今日はイベントで、「口切の茶事」の講習会をしているらしく、
和服姿の方たちが、大勢いらしていました。

係の方も忙しそうにしていらしたので、
毎年のことなので、勝手知ったる書類を手早く書いて、
候補日の2月28日が無事に予約できました。

帰りがけに薔薇園が開いていることに気づき覗いてみました。
これもいつもなら、養生中で見られないのです。
少し盛りを過ぎた花ばかりで、カメラに収めたいと思うような、
今が一番素敵という花には出会えませんでしたが。


何をするにも、まず日程と場所の確保ですね。
これでちょっと安心して、文化の日の明日はのんびりと美術館のハシゴをします。
「ハシゴ?」こういうのはのんびりととは言わないのかしら。
でも気持ちはのんびりなのですよ。




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炉がまだ暑い秋です~

2014年11月01日 | お茶三昧


11月に入って早々の炉の稽古です。

お祝いの善哉を頂いて、半年ぶりの炉のお点前を楽しみのした。
炉開きには三部をといいますね。
今日は普通のお稽古なので、床に織部の香合と伊部(備前)の花入れです。
去年やっと手に入れた瓢の炭斗。
本来なら、毎年新しく作るべきものですが、
我々はそうもいかず、しばらく(多分一生)それを大事に使います。

これで三部(さんべ)はそろいました。
織部(おりべ)、伊部(いんべ)、瓢(ふくべ)を炉開きにそろえるのは、
裏千家独特のものなのでしょうか。
流儀によっては違うようですので。

流儀の違いとは面白いもので、「右と」思えば他流は「左」だったり、
何とも不思議なものです。
もちろんそれぞれに理屈は通っているのですが。
作法を通じて、心を養うのですから、心まで行きつけば「どちらも真なり」ですね。

「錦秋」「竜田川」「木守り」「吊るし柿」、そんな銘が今日は聞かれました。
茶室の中は晩秋に近づいても、明日はまた気温が25度とか。
少し早まったかしらと思いつつも、半年ぶりの炉の点前が新鮮に感じられました。

毎年頑張る人がいた「口切」の茶事も、今年は声が上がりませんでした。
無理もありません、お茶会で力を出し切ってしまったのですからね。
一休みですね。
でも12月にはクリスマスの茶事をしたいという声が。
私のお休みもひと月だけのようです。
明日は新年顔合わせのお茶席の予約に行ってまいります。
もう来年の話がちらつく毎日ですね。




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