「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

宣言は開けず・・・ですね

2021年03月06日 | 日記

首都圏の緊急事態宣言は、延長ということになりましたね。
私にはこれ以上気をつけることもないので、
今の生活を続けて、事態が良い方に向かうことを祈るばかりですが。
二三日前、どうしてもの用事があって、電車で隣の駅まで出かけましたが、
人出の多さに驚きました。
これには、全く、緊急事態下にあるという緊張感がないと思いました。
 (皆、私のようにどうしてもの用事での外出かもしれませんが。)

本を借りたので、なるべく早く読んで返さなくてはと、集中して読みました。
面白く読み進められる本でしたので、あっという間に読み終えました。
利休に関する本は、数多く読みましたが、
小説は、「秀吉と利休」(野上彌生子)「利休にたずねよ」(山本兼一)がありました。

この「利休とその妻たち」は三浦綾子の作品ですが、
まだ読んでいなかったので、貸していただきました。
もうだいぶ前の作品です。
内容はもう私たちの良く知っている史実というか逸話を、
作者のなりの視点で掘り下げふくらませたたもので、
小説ですから、フィクションですが、最後まで飽きずに読み終わりました。
後妻の宗恩がクリスチャンとして、利休に影響を与える設定は、
やはり三浦綾子の作品らしいところでしょうか。
利休については、伝えられている逸話が多くありますが、
本当のところ、真実かどうかわからないこともたくさんあるようです。
信長や、秀吉を取り上げたドラマには、必ず登場しますが、
その取り上げ方も様々なのは、
知られているよういて、ミステリアスな人物なのかもしれません。

桜の開花が早いそうですが、浮かれてお花見もできません。
近くの公園の桜を、散歩をしながら静かに愛でることにします。

 

 


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