「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

直せるものは直して、捨てられるものは捨てて

2018年06月26日 | 日記

20年前に買ったビタクラフトのお鍋です。

多層構造鍋で、はじめ買う時は少し高価ですが、
蝶熱伝導でとても経済的で、便利なお鍋です。
4~5年前に蓋の摘みが取れてしまいました。
接着剤を使ってみたりしましたが、どうもそれではだめなようで、
蓋を使えずに、仕方なく蓋無し鍋として使っていました。
それではせっかくの機能が生かしきれないのですが。

一週間ほど前に、棚の整理をしていて偶然に、
買った時のパンフレットと、保証書が出てきました。
保証は10年ですから、とうに保証期間は過ぎていますが、
この際有料でも、直してもらおうと思い、
昨日出かけたついでに、銀座の松屋に、蓋を持っていきました。
20年前ここで、販売員さんに勧められたのだっけ。
「問い合わせて見積もりが出たらご連絡します。」
ということでしたが、そんなにかからないと思い、預けてきました。

蓋があれば、無水鍋や、圧力鍋の機能も発揮するお鍋ですもの、
やはり効率的に使おうと思います。
とにかく一生物ですといわれた手に入れました。
一生使わなくてはね。

 

それに気をよくして、今度はこんなものも。

茶入れの仕覆が二つ、つがりが切れて使えなくなっています。
20年以上お稽古で活躍しましたから、まあ本望です。
今は他の仕覆で事足りてはいますが、それもいずれは傷みます。
今のうちに直せるなら修理して、備えておこうと思いました。
つがり用の紐も探して手に入ったので、まず一つ直してみます。
何とかなったらもう一つと思いますが、
作り方を習ったわけでなく、実物を見ながらですから、
正しくうまくできるとは思いませんが、何とか使えるようになればと。
上がりの出来には、目をつぶってくださいね。し

新しいものを買えば物は増えるし、捨てなくてはならないし。
できるだけ直して使うのが良いかなと思うこのごろです。

それにしても、収納されている物のうち、少なくとも半分はもう使わないものだと、
先日思い立って棚を整理して、よくわかりました。
潔くパッパッと捨てたら、身が軽くなったようですうっとしました。

別の場所の収納棚の整理、またやろうと思います。
終わると、とても爽快で鼻歌まで出てしまいますよ。

 


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