「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

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宮川香山没後100年

2016年03月02日 | 日記


宮川香山没後100年ということで、
香山に関する展示をここの所二件続けて見てきました。

先日は日本橋の三越。
この時は源吉兆庵のコレクションでした。
今日はサントリー美術館です。
会員のための内覧会でしたが、私は次の予定の都合で、
今回はスライドレクチャーは聞くことができませんでした。

香山は陶器の表面を写実的な浮彫や造形物で装飾する、
「高浮彫(たかうきぼり)」と呼ばれる新しい表現技法で、
独創的な世界を作り出した人です。

その作品で重要文化財になっている作品もある、
「高浮彫蟹花瓶」の一つをどちらでも鑑賞できました。
ちょっとインパクトがありすぎて、好みは人によってかもしれませんが、
その超絶技法は目を見張るものがあります。
私にはそれ以外にひかれる作品がたくさんありましたが。
その他にも見ごたえする作品が数多く展示されていて、
やはり足を運ぶ価値は大いにありました。

源吉兆庵のコレクションの時は、
出口で展示会限定のお菓子を売っていました。

           

パッケージにその「蟹花瓶」が描かれていて。

           

中のお菓子には蟹模様付きでした。

            

栗饅頭ということですが、外見は「蟹饅頭」ですね。
香山を偲びつついただきます。

 

 

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