「わあっ」
という声が聞こえたので飛んでいくと、
今まさにキキョウの花が開こうとしていました。
パンパンに膨らんだ風船のようなつぼみを、
テーブルの上の一輪挿しに入れておいたのですが、
目の前で開き始めました。
弾けるように切れ目が入って、
それからは、ハイスピードカメラをみるように、
ゆっくりと開いていきました。
開くまではほんの二~三分ほどの時間だったと思います。
丸くなっていた花弁も、暫くたつときれいな形になりました。
朝一番に、キキョウの開花ショーを見て、
其の花を床に飾って、のんびりと稽古をした一日でした。
一つだけショックだったのは、稽古に着ていた和服を、
ランチのカレーで汚してしまったことです。
慌てて、午後の稽古の前に着替えました。
一日中穏やかってことはないものですね。