「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

熱海と箱根のはしごでした

2018年04月20日 | 日記

熱海と箱根の、はしごをしてきました。

熱海は友人宅でゆっくりと休養。
その蓄えた力で、箱根はお茶席のお手伝い。

少々忙しいスケジュールでしたが、
実のある心に貯まるものの多々ある四日間でした。

午前中に低気圧の通り過ぎた日の熱海の海は、
波が激しく、でもその色はとてもきれいで、見入ってしまいました。

友人宅での温泉三昧と、美食のはしごも、至福の時間。


熱海ビールは、それぞれ個性のある味が楽しめて、
ラベルのレトロ感が、心地良い酔いを尚更深めてくれるようでした。

時代を感じさせる佇まいの、老舗の美味しいお蕎麦と、

新鮮な海の幸も満喫、満腹。
「熱海の夜~」と頭に浮かぶ演歌が、口をついて出そうになりました。

少し足を延ばして三島の街も歩きましたが、


三島大社に行く途中で、もうくたびれてお迎えの車を待つとは、
意気地のない事でした。

三日目は、小田原で、ピックアップしてもらって、
別の用事で箱根に向かいました。
箱根では温泉に浸かる暇もなく、セミナーで外国からいらした方の、
お作法講座のお手伝いです。
20名ほどの方達に、三席に分けて、
ゆっくりと立礼でお茶を差し上げました。
通訳さんを介して、いろいろとお茶についての質問にもお答えしたりしながら、
暫し侘びの世界に浸っていただきましたが、
皆さん静かに、熱心にお茶を楽しんでいらっしゃいました。
私にとっても、めったにない貴重な体験をさせていただきました。


準備、翌日の後片付け、荷物のまとめなどで、
ホテルの窓からちらっと庭を眺めるくらいの時間しかなく、
芦ノ湖を行く遊覧船に目をやりながら、今度はゆっくり来ましょうねと。

 

帰って翌日から稽古ですが、頑張っていますよ。
膝の痛みも少し和らぎ、何とか快方に向かっています。
社中の方に「フットワークの良さには感服します。」と言われたのですが、
「それは誉め言葉ではなく、あきれられているのよ。」とも言われました。

肝に銘じておきますね。