節分、立春と聞くと、いよいよ春だなあと思いますね。
お稽古の道具も、新年のお目出度いものに代わって、
春を感じさせるものが増えます。
一番活躍するのが梅でしょうね。
槍梅の香合、梅月棗、梅のお茶碗。
梅の画賛の軸が出てきたり、
床の花も梅と・・・
気が付くと梅尽くしになっています。
一年前のブログにこんなことを書きました。
「春といえば梅にウグイスですが。
これは梅の木にはよくウグイスが来て鳴くということではないとか。
梅の枝で泣いているのはメジロだということは聞いていますから。
梅とウグイスは春を表わす代表的なのアイテムなのですね。
梅が咲き、どこかで(聞くところによると竹やぶで鳴くとか)でウグイスが鳴いている。
ですから、「ウメにウグイス」ではなくて、
「梅とウグイス」ですね。
~のどかなる春にあふよのうれしさは 竹の中なるこえのいろにも~
(「建礼門院右京大夫集」より) 」
わが庵の近くで鳴くウグイス。
今年は何時頃から声を聴かせてくれるでしょうか。
二月は立春が過ぎると、次はバレンタインデー。
こんなチョコレートが届いています。
じっくり味わいます。
そんなこんなしているうちに、「二月は逃げる」と言います。
あっという間に過ぎてしまうでしょう。
先が短くなってくると、なくだか時間を損したような気がします。
二月はお茶会の具体的な準備にかかります。
貴重な一日一日です。