「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

冬ざれ

2016年12月03日 | お茶三昧

今日は、お茶碗の銘に「冬ざれ」という言葉が。
「錦秋」などと言っていた時期はあっという間に過ぎで、
もうそんな冬の厳しい寒さや、
冬枯れの淋しい景色を味わう季節になったのですね。
私などはあまり使わない銘ですが、じっくりと味わいました。

            

11月に活躍した茶壷もそろそろしまおうと思います。
皆さん飾り紐の練習をよくなさいました。
驚いたのは、六年生の男の子が、
四苦八苦しているお姉さま方をちらちらと見ていたので、
「やってみますか」と聞くと、嬉しそうに結び始め、
そして何とか真の結びを完成させてしまったことかしら。

さて12月に入って、申年のお茶碗をまた出してきて使っています。

              

お正月以来ですが、使えるのもあとわずかですから。
でも「申」は「去る」にかけて、毎年でも12月には使えますね。
「今年も去る( 申)」と言って。
お茶ではこんな洒落をよく使いますね。
瓢箪が6つついていて、「六瓢( 無病)息災」などというのも。

              

今年も無病息災で終わるようにと、使ってみようかしら。

「冬ざれ」の銘の飛び出す季節。
来週は稽古ですが、「夜咄の茶事」を楽しみます。
お懐石の献立を考えて、眠れない夜もあった方も。
主菓子も、干菓子もご亭主さんの手作りとか。
頑張りましたね。
準備はもう整ったようですよ。
日一日と夕暮れが早まるのを感じながら、
私はわくわくして待っています。

 

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私の宝は

2016年12月03日 | 日記

         

新しいルームシューズが届きました。
韓国土産に頂いたものが擦り切れたので、
暖かそうなものを注文しました。
リビングでは着物でも履いていますよ。

これで足元は暖かですが、懐は相変わらず寒いかも…
そこで誘惑されるのが年末ジャンボ宝くじ。
「社中みんなで買って、当たったら豪華京都旅行なんていいわね~」
そんな話も出たりしたので、
二~三の人に「興味あるかしら」と聞くと、
「一口1000円くらいなら、外れてもおしくないですね」とか、
「私はくじ運がないから、かえって皆さんの足を引っ張りそう」とか、
考えはいろいろでした。
私もよく考えてみれば、
「当たっても、外れても、お金は人の和を乱すもの」
せっかく和気あいあいでまとまっている社中に、
お金のことを持ち込むのはやめた方がいいと。
私にとっての社中の皆さんは何よりの宝ですからね。
お金には代えられません。
(本当にそうおもっていますよ。)
なまじ当たって人生の運を使い果たすのも困りますし。

というわけで、一獲千金の夢は、
一人一人の責任で追うことにしましょう。
ちなみに私は今年も結局買わないでしょう。
私のくじ運の悪さは天下一品。
当たったら、欲しい茶道具が手にはいるかも・・・
とちらっと思ったりはしますけどね。

 

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