「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

最終日は東寺の縁日と桂離宮

2015年05月27日 | 日記



三日目、京都旅行の最終日。

七時にチェックアウトをして、モーニングサービスで食事。
京都駅で荷物を預けると、そのまま徒歩で「東寺」に向かいました。。
この日はちょうど縁日の弘法市に当たっているとわかり、
こんなにタイムリーなことはめったにないと、骨董を見て歩くのを楽しみにしていました。



東寺の五重塔です。
むかしは、京都駅に着くと、こんな塔の景色がホームから遠くに目に入り、
ああ京都に来たなあと感じたものですが。
今のように大きくなった京都駅ではその風情はなくなりましたね。
やっとこのごろ今の京都駅に慣れましたが。



境内一杯に想像以上のたくさんの店が並び、くまなく歩いていたら日が暮れるでしょう。
旅先ですから、何か見つかっても困るのですが、一つくらい記念にと探しました。
採れたての野菜も美味しそうで、淡竹と生姜を買って皆でシェアーしました。
旅先で野菜もなんですが、今日中には家に帰れるということもあってつい・・。

それでも探していた布を一枚手に入れました。
ちょっと心に留まりましたので。
なかなか気に入ったものが見つからないと思い、
いいなあと思ったら買っておくことにしました。

5Mのものを2Mだけ切ってもらいました。

お店の方はインドの方で上手な日本語でした。
説明は忘れてしまいそうなので、カメラに収めて。






お目に掛けるときを楽しみにここでは内緒ですが。
どのように使おうかと今からいろいろと考えています。

もっとゆっくりとみていたいところでしたが、11持からの「桂離宮」の見学に間に合わないと大変と、
人ごみを抜けて、タクシー探し。

「桂離宮」には予定より少し早くついて、開門を待ちました。
修学院もそうでしたが、離宮ですから、周りは何もなく静かな一角です。
見学前から、終わった後のお休み処を気にしている私たちでしたが、
ネットで「中村軒」というお店が近くにあるという情報を得ていましたので、
それも楽しみにしながら、本命の桂離宮に。




夢にまで見た・・桂離宮は見ごたえがありました。
景色を見ながら歩くとちょっと危ない道ですが、丁寧な説明で、ゆっくりと見せていただけました。
残念なのは、離宮の建物の中には入って見学できないということですが。
計算しつくされた庭、建物の意匠は本当に見事としか言えません。
今は新緑ですが、秋、冬、そしてまた春とすべての季節で眺めてみたい景色です。
機会があったら違う季節にもう一度と思いましたが、
次があるという保障はないので、目の前の景色をしっかりと目にとどめてきました。

竹垣沿いに歩いて、辿り着いたお休み処。
中村軒でのお昼と和のデザート「水無月」を楽しみ、
午後はおなじみの「高台寺」に寄りました。

そして最後は「鍵善」へ。
「葛きり」目当てではなく、、
祇園の中に新しくできた「善カフェ」を探し、寄ってみました。



珈琲とセットの上生菓子は「薫風」とという銘だそうで。
細かな青楓を思わせる金団は、舌にとけました。
旅を振り返りながら、「よくあるいたわね」と。
最後はこんなのんびりとしたティータイムを取って〆ました。


京都駅へ戻り、またまたちょっとお土産探し。
私は荷物の増えることが大変なので、これ以上はと自重しましたが。
そして電車の時間を見ながらの夕食です。
ビールを頂きながらの二夜連続のイタリアン。
いやはやまったく無駄のない旅でした。


このような旅は、元気でないとできません。
ということはまだまだ元気だということですね。
家にたどり着いたのはあと十分で翌日になるという遅い時刻でした。

ここに残した記録が10年後に良い思い出として読み返せることを祈りつつ、
京都の旅を閉じましよう。

最後に・・・





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